SSブログ
前の10件 | -

2020年5月30日 新しい生活様式/栗駒山

緊急事態宣言が出されて世の中自粛一色になり、こんな時に山なんか行くのはとんでもないバカだというような世間の空気になった。もちろん感染は恐れなければいけないし、医療体制への負荷などを考えれば従わざるを得ないのだが、自粛を強要されたり監視されたりするような世の中には、やはり息苦しさを感じるものだ。

さて、緊急事態宣言も解除になった。とはいえ、いまだ県をまたぐ移動や不要不急の外出は控えるようにとのこと。一応県内の栗駒山へ。不要不急だろうと言われそうだが、早く行かないと雪が融けちゃうじゃないか!?
天気は快晴、築館あたりから雪の残る山姿が見えると気分は上がる。山へと続く道を走る車もあまり見かけない。世の中の人はまだ自粛してるんだな、と思いながらいわかがみ平に着くと、
えっ、混んでる!
駐車場はほぼ満車。途中であまり車を見なかったのは、単に僕が出遅れただけだったらしい。それにしても、コロナ騒動などまるでなかったかのような山の賑わいにちょっと唖然とする。
IMG_1928.jpg

準備をしながらケータイを見ると、同行予定のM野さんからメールで遅刻するとのこと。どうせ山頂まで大した距離でもないので、待たずに先に行くとメールを返す。
スキー板にブーツを履かせザックにくくりつけて背負うとずっしりと応える。さすがに二ヶ月本格的に山に行ってないので、足元が心許ない。ペースを抑えてゆっくり登るが汗が吹き出してくる。こんなのマスクなんて絶対してられないよ(最初からしてないけど)。

IMG_1931.jpg
山頂方面の展望が開けて一休み。周りに人が多いが、ソーシャルディスタンス。
御沢源頭の雪渓もさすがにだいぶ短くなってるが、一番左手の雪渓はぎりぎり下まで繋がっていそうだ。
山頂東斜面も大きく雪が残っているはずだが、中央コース側からは全く見えないのでちょっと心配になる。それにしても、、これだけ人がいて、スキーを担いでるのは僕だけのようだ。。

IMG_1940.jpg
山頂のちょっと下でようやく雪の上に出た。やはり東斜面は大きな雪田になっていて、十分滑れそうな雪が残っていた。ブーツに履き替えて雪の上に乗ると気持ちがすっとする。
ここで滑りながらM野さんを待つことに。最初は右側の尾根沿いに1本。登り返して次は東栗駒コースからの登山者が登ってくる斜面の中央をもう1本。ザラメ雪で滑りはもうひとつだが、長さ傾斜広さ、ちょうどいいゲレンデだ。
2本滑って大休止。M野さんの姿はまだ見えないので、待ちきれずメールを打って山頂に向かう。
と、山頂から下りてきた人に声をかけられたと思ったらM野さんだった。すれ違いで先に山頂に登っていたらしいが、ともかく遭遇できて良かった。ん、スキーは?
駐車場の人の多さにたまげて、スキーは置いてきたとのこと。ともかく一緒に再び山頂へ。

IMG_1942.jpg
スキーのないM野さんには悪いが、せっかくなので御沢の雪渓をもう1本。登る時に狙いを着けていたラインを探して山頂から稜線を少し西へ。この辺だな。
M野さんによろず見届け人をお願いしてドロップイン。

IMG_1947.jpg
最初だけは40度ぐらいの傾斜だが、すぐに30〜35度ぐらいになる。一旦ぐっと雪渓が喉のように細くなるが、幸いスキーの長さぐらいの幅で繋がっていてデラで下りられた。その下はまた広くなるが、脇の岩場からだいぶ石が落ちていて気を使う。傾斜が緩むところまで滑って停止する。
記録的な少雪といわれた冬だったが、5月の末にこれぐらい滑れれば御の字である。
帰りは同じところを登り返す。標高差270m、バテた。。

IMG_1950.jpg
見届け人M野さんは登り返しまで待っていてくれたが、僕がしばし動けないでいるので先に下山。
僕も昼飯を食ってからようやく重い腰を上げる。
頂上から東斜面を滑ってから東栗駒コースを下山。登山者はもう大半が下ってしまったので、午前中とは変わって静かな山。悪路に苦しみながらよろよろと駐車場に戻った。

やはり体力面ではブランクの影響が大きいか。でもまだまだ遠目に見える月山は真っ白、鳥海山も雪たっぷりだった。新しい生活様式はこれから!?
nice!(0)  コメント(0) 

2020年4月11−12日 Stay home/鳥海山・万助小屋

その後も新型コロナウィルスは拡大の一途である。世の中は、というか世界中がコロナ一色である。緊急事態宣言も出て、「戦時態勢」という言葉まで飛び交っている。
我がY山岳会も時勢を忖度し、例会はしばらく休会となった。もちろん花見や定例飲み会も消し飛んだ。
と、若干の言い訳をして。

4月の会山行は曲折の末に、万助口の鳥海となった。
山スキーは不要不急と言えるのか、という疑問も胸には浮かぶが、風通しの良い野外での活動はある程度容認されるのではないか、と打ち消しながら県境を越えて庄内へ。(ちなみに無感染県ベスト4まで残っていた山形県も1人目が確認されてからは五月雨式に感染者が相次いでいる。県知事は県境での検温チェックを打ち出したらしいが、この時点ではまだ始まっていない。)

DSC05617.jpg
一の滝から入山。前日の雪が登山道をうっすら覆っているが、しばらくは板を背負ったり担いだりの苦しい歩き。多少雪が増えてきたところで強引にスキーを履いて歩き出す。しばらく歩くとブナ林の中、山スキーらしくなってくる。

DSC05626.jpg
万助小屋まで約3時間。久しぶりの泊まりの荷物でなかなかに疲れた。
小屋は1階部分が完全に雪の下で、ちょうど2階の窓から出入りする高さ。記録的な雪不足と言ってもこの辺りではそれほど少ないように感じない。気温が高いだけで降水量が極端に少なかったわけではないので、標高のある程度高いところではそれなりに雪はある、ということか。あくまで推測だが。

DSC05627.jpg
小屋に荷物を下ろすとそのままお尻に根っこが生えてしまいそうになるが、せっかくのお天気なので上まで滑りに行く。すぐ上の急な斜面を登り切ると樹林限界、真っ白な大斜面が広がる。

DSC05630.jpg
山頂にはまだガスがからみついて晴れないが、後ろを見れば日本海が間近に望まれる。

DSC05634.jpg
笙ヶ岳の急斜面が眼前に迫ってくる。鍋森の斜面の手前、一旦平らになる1350mで本日は終了。
日本海に向かっての滑降は雪も滑って快適だった。

DSC05636.jpg
小屋に入ればあとはやることは同じ。ダルマストーブは最初なかなか煙が抜けず、小屋中スモーク状態になるが、一旦火の勢いが出ると煙突が順調に機能し始める。水は水場からきれいなのを汲めるし天国である。今日もS本シェフのご馳走、あっという間にビール缶の山が出来上がった。

翌朝は山頂を目指すべく5時(ぐらい)起床。が、天気は白いガスの中。朝食を取ってるうちに雪が降り出す。
それでも天候回復に期待して雪の中を出発。
1時間ほど歩くと雪は止んだが、ガスは去らずホワイトアウト。下界の方は雲が上がっている気配なのだが、なかなか追いついて来てくれない。

DSC05641.jpg
見えない中登って行くと鍋森の急斜面にぶつかる。視界も悪いしこれ以上はムリとあきらめる。
ホワイトアウトの中の滑降は酔いそうになる。新雪は良く滑ったのだが。。

DSC05645.jpg
小屋が見えるあたりからは視界も出て滑りやすくなるが、雪は徐々に重くなる。
新入会、今回初参加のM利さんも楽しんでくれたようだ。山スキーはベテランなので頼もしい。

DSC05647.jpg
山スキー2シーズン目のG藤くんもすっかり安定感が出てきた。

DSC05655.jpg
小屋に戻って一息。お世話になったダルマストーブ。実にありがたい小屋である。
荷物を片付けて撤収。

DSC05664.jpg
小屋からの下りはさらに雪が重くなったが、ぎりぎりまで頑張ってスキーで滑降。最後は雪が切れてまた担ぐことになるが、2時間弱で登山口に戻って来れた。

麓の庄内地方も桜が開いてた。「ゆりんこ」によると温泉は休業中。コロナの影響はいずこも同じ。松山の観音湯まで走って、最上川を見下ろす風呂に浸かった。
出かけるのは多少気も引けたが、家にこもり気味で気詰まりな毎日、ちょっとだけ気が晴れた二日間だった。
nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月30日 BCクロカンで刈田峠/宮城蔵王・前山

天気は春らしく周期的に変化し、晴れが貴重になってきた。
東京で雪が降った翌日、BCクロカン持ってすみかわに向かった。
DSC08829.jpg

すみかわのゲレンデは前日の新雪もあり、フル稼働フル営業。らしいが、まあガラガラ。

DSC08834.jpg
後見から観光道路に入る。先行者のトレースがあり、途中から中央ツアーコースに入る。1月以来で、その時はとてもツアーコースに入れる状況ではなかったのだが、今は歩くのには全く支障ない程度に雪はある。大黒天付近にエコーラインの除雪が入っている。

DSC08842.jpg
上部で圧雪されたエコーラインに入る。1月にはヤブだらけだった井戸沢源頭も、雪庇こそ小さめだが十分に雪がある。
ハイラインの分岐を過ぎて、適当なところから雪原を横断して刈田峠を目指す。

DSC08845.jpg
お久しぶりの刈田峠避難小屋。雪かきしないでも1階のドアから入れた。
お昼前にとりあえずラーメン休憩。

DSC08851.jpg
僕のBCクロカンの腕前では、ここから山の斜面を登って滑ってくるのは非常な困難を伴う。ということで、スキーはデポしてツボ足で登り出す。10センチぐらいの新雪の下はしまった雪なので、特に歩きにくくはない。キツネやウサギが歩き回った足跡がそこら中に続いている。ツボ足で山を歩くのもあまりなくなってので、結構楽しい。

DSC08858.jpg
前山の頂上に近づくと風で吹きだまったところは部分的にラッセルになる。歩き慣れてないせいか、だいぶ脚が疲れてきたので、前山まで来てもう結構。杉ヶ峰の予定はあっさり放棄する。
風もなく、眺めは素晴らしい。

DSC08865.jpg
小屋まで戻って再びスキーを履く。横川源流の斜面を眺めながら雪原をスノーワンダリングでエコーラインに戻る。
井戸沢の下付近まで戻ってスキンを外す。大黒天付近の除雪作業を避けながら圧雪コースから観光道路。春の雪は午後にはもう腐っていたが、下手なヒールフリーでも下りはそれなりに早く下りられた。常に車道上が圧雪されている宮城蔵王は案外クロカンに向いているかもしれない。

帰宅して初めて志村けんさんのコロナ訃報を知る。有名人だけに特別な医療体制を受けられるように勝手に思って楽観していたのだが。なんとも言いようのない衝撃を受ける。
「志村〜、うしろうしろ〜!」
 志村〜、戻って来〜い!
nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月25、26日 一雪一会/蔵王温泉スキー場・熊野岳

好天到来、性懲りも無く蔵王へ。
利府の家から黒姫の駐車場に直行。前日に結構新雪が降ったようで、路面にも少し残っていた。

DSC05547.jpg
黒姫のボトム。すっかり新雪でリセット。

DSC05550.jpg
もう春スキーモードなのか、ピステンはほとんど入っていない。黒姫のコースは既に下地の雪が相当なくなっているようで、新雪の下にブッシュが覗いたりしているところもあるが、季節外れのパウダーを滑る。

DSC05560.jpg
フニテルで地蔵山頂駅へ。
地蔵岳山頂部がすっかり枯れ木の山になっているのがよく分かって痛々しい。

DSC05562.jpg
パラダイス・ゲレンデは標高が高い分雪質は上々。ハイシーズンのパウダーが味わえた。

DSC05564.jpg
黒姫に戻って最後に1本、BCクロカンにトライ。
1本でヘロヘロになって終了。

DSC05566.jpg
黒姫スーパーG。良さそうに見えるが、雪は少なく下地が気になった。
仙台のO竹さんにわざわざ「パウダーですよ!」とメールする。

翌日も晴天。今日は熊野裏のバックボウルへ。
DSC05572.jpg
飯豊連峰。

DSC05573.jpg
朝日連峰がきれいに見える。
今日はだいぶピステンが入っているようだ。ユートピアの整地を1本滑ってからフニテルに乗る。

DSC05575.jpg
地蔵岳の稜線に出ると、熊野岳まで一応雪は繋がっているようだ。
もっとも登山道周りはほとんど解けていて石を避けながら歩く。この天気なので、平日だが頂上を目指す人が5、6人。
熊野頂上避難小屋から登山道沿いに北側に下る。少し風が強いのと雪がガリガリなのでスキンは付けたまま。
稜線付近はやはり雪が少なく、東斜面に出るのにハイマツを避けながらになる。
目指す東斜面、あわよくばパウダーかと期待していたが、入り口はハードクラスト。見下ろすとやはりなんとなくブッシュが多いのか、雪の少なさを感じる。急なのでスキーを履くのにも気を使う。

DSC05595.jpg
今日も無人のMy private backbowl。
最初の急なところはハードクラストだったが、少し下がるとフィルムクラスト状になって滑りやすくなる。いつものバルコニーまで滑り込むと、このあたり(1400mぐらい)はザラメ雪。
登り返して、滑りやすいところをもう1本。
2回目の登り返しの時に丸山沢を見ると、シュプールが1本。熊野の山頂あたりで見た人だろうか。丸山沢も雪が少なく、ギリギリのタイミングだったのでは。

DSC05598.jpg
行きはヨイヨイ、帰りはコワイ(強い=しんどい、だな)。東斜面に入るのに、今日は稜線側を下りてしまったが、やはり丸山沢の上部斜面を滑って大岩のところからトラバスが正解のようだ。

DSC05608.jpg
地蔵の東斜面は吹き溜まりがパウダーっぽかったが、ウインドパックの上に今日はもう腐り初めていて撃沈だった。
今日は山形の予想気温が17度。ゲレンデに戻るあたりから熱風(大げさだが)を感じた。ザンゲ坂も既にザラメ雪。樹氷原コースも昨日のパウダーが既に湿雪と化し、黒姫はストップ雪のシャーベット状、足腰が大いに疲れた。

DSC05611.jpg
黒姫ボトムはもう地肌が出てきた。終了間近かな。

この時期の新雪の賞味期限は短い。春雪惜しむべし。
nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月20−22日 彼岸荒れ/森吉山

「お彼岸に出かけるの?(罰があたるわよ。)」罰が当たるまでは口には出さなかったが、ヨメ様のニュアンスは充分に感じ取れた。
それでも、記録的な雪不足の今シーズン、三連休ぐらいは豊富に雪のありそうなところに出かけてみたかった。計画に乗ってくれたのはM野さんとO竹さん。いざ、森吉山へ。
ところが三連休初日は低気圧通過後の気圧配置で暴風的な強風が吹き荒れる天気。早朝出発を取りやめてこの日は移動だけとし、お昼に出発。
北上から秋田道に入るとお天気は回復するどころか、雨も降り出しいよいよ雲行きが怪しい。
大曲から国道105号に入り、山間の道をひた走り、日も暮れた頃に旧森吉町(現在は阿仁町と共に北秋田市)に到着、遠い。。
森吉山ダムを過ぎて、今は既にない森吉スキー場を目指す。スキー場の看板はないが、「妖精の森」の看板は出ている。テレマーク山荘を過ぎると路面には雪が出てくる。除雪された様子はあるのでそのまま進むが、スキー場跡までもう少しというところで進めなくなる。やむなく少し(だいぶ)バックし、さもない道路脇のスペースにテントを張って潜り込む。雨ではなく雪、降雪もほとんど止んでいるのが救いだ。ヤマヤの習性でテントに入るとすっかり気が大きくなる。明日の天気を祈って乾杯。

翌朝、テントの中で朝飯を食ってると外で車の音。材木搬出の大型トラックだった。ちょうど切り出し作業道の入り口そばにテントを張っていたらしい。程なくワゴン車2台で木樵さん達も登場。大型車の転回場所の邪魔にならないように車を移動。唯一の女性M野さんが対応したせいか、木樵さん達みんな優しかった。
DSC05507.jpg
駐車地点からスキーを履いて出発。
すぐにかつてスキー場の駐車場だったと思われる広場に出る。スキー場がなくなってどのくらい経つのか、スキー場を思わせるものは何もなくなっている。携帯電話の巨大な電波塔が2本あるだけ。

DSC05509.jpg
駐車場からの切り開きはだいぶ木が伸び始めているものの、ちょっと登ると真っ白な斜面が広がっている。

DSC05511.jpg
立派な山小屋こめつが山荘に出て、向かって右側のスキーコースをルートに取る。斜面の下部では山陰になって風当たりを避けられる。
それにしてもかなり幅の広い切り開きだ。残念ながらスキー場が営業していた時代に来たことはないのだが、なかなか楽しそうなコースだ。

DSC05513.jpg
尾根筋に出るとやはり風雪が吹き付けてくる。「ゲレンデトップ」からトドマツ林を抜けて一ノ腰に到着。天気が良ければ連瀬沢を越えて山頂まで、と思っていたが今日は速攻Uターン。

DSC05515.jpg
ゲレンデ跡に出るまでの樹林帯で離れ離れになったりということはあったが、コースに出てからは充分に楽しめる滑降。重めではあるがそれなりにパウダー。今シーズンは貴重品だ。
下部まで下りてくると他にも2、3パーティ。これから登る人たちも。
登った方じゃない下から見て左のコースを下り、こめつが山荘に出る。一休みしてあわよくばもう1本行こうかと思いきや雨が降り出す。あずまやの下でしばし雨宿りも止みそうにないので撤収。ウェアもぐっしょり濡れる。
車に戻ると我々の前にさらに2台停まっていて、搬出の大型車が転回できずに困っていた。ドライバーさん、結局バックで延々下まで戻っていたがあの後どうなったことか。

山を下りだすと雨は雹に変わり雷まで鳴り出した。ちょうどいい時に下りてきたようだった。

DSC05519.jpg
阿仁前田駅の温泉、クウィンス森吉で入浴して人心地。温泉はありがたい。
さて、この日も適当なところにテントを張るつもりだったのだが、いろんなものが濡れてるし天気も良くないしということで、M野さんが電話をかけまくってくれて森吉の民宿を確保。(連休だからということではなく、この時期営業してないところが多いようだった。)素泊まりながら暖房付きの暖かい部屋で一夜を過ごすことができた。

翌朝は雨。民宿で良かった。。
それにしても、この天気では今日はもう帰るだけかという感じだったが、一応阿仁スキー場まで行ってみる。
ゲレンデの駐車場はみぞれ模様だがゴンドラ山頂は雪の表示。登山届けを出してゴンドラに乗る。

DSC05528.jpg
ゴンドラ駅からはしっかりポールでルート表示されている。樹氷見物が結構人気らしい。

DSC05534.jpg
樹氷はさすがにもう解けてしまったようだが、風も弱く視界も意外にあり、すんなり避難小屋に到着。中には入らずそのまま森吉山頂へ。
DSC05535.jpg

DSC05536.jpg
森吉山頂はやっぱりガスの中、ホワイトアウト。今日も早々に退散。
西の尾根から森吉神社方向を狙うつもりが、南側の沢に引っ張られてルートミス。途中で気づいて軌道修正。視界がどんどん悪化してきたので、避難小屋方向に戻ってポールに忠実にゲレンデに戻る。この天気でもたくさんのパーティが山頂を目指していた。

DSC05540.jpg
スキー場のコースには季節外れのパウダーが積もっている。予期せぬご馳走に喜んでターンを刻む。ハイシーズンなら周りのブナ林も実にイイ感じだろう。
しかし途中からは重い上にまったく滑らない雪になる。みぞれが降る中をスキーセンターに戻ってきた。

DSC05542.jpg
ちょうどお昼すぎに下山。ゲレンデの食堂でお昼を食べて帰路に着く。
帰りは田沢湖から盛岡に回り、順調に明るいうちに帰って来れた。彼岸荒れの言葉通りのお天気だったが、そんな中でも山頂にも行けたしパウダーもゲットしたし、ラッキーだったと言うべきだろう。罰はギリギリ当たらなかったようだ。

帰ってきてから改めて調べると、森吉山森吉スキー場と森吉山阿仁スキー場が開業したのは1987年。スキー場誘致に積極的だったのは当時の阿仁町の方だったらしい。西武=コクドの当初の構想では山頂部にも別のスキー場を作り、森吉と阿仁を接続する構想だった。かぐらみつまた田代のような感じだろう。しかし自然保護からの反対があり、二つの連結してないゲレンデとなった。
森吉スキー場が閉鎖となったのは2006年ということなので、営業は20年ほどだったことになる。阿仁スキー場も閉鎖が取り沙汰されたようだが、なんとか経営が変わって存続、最初に積極的だった方が残ったということか。それにしても山頂含めたビッグゲレンデが実現していたとしても、その後の世の中の流れからすると存続していたとも思えない。その意味から言うと無用の開発がされなくて良かったと言うべきだろうか。
いまや「スキー場跡」となってしまった森吉のコースもBCエリアとして見ればコース周りのブナ林も含めて、雪質斜面とも実においしそうなところではある。しかし営業面から見ると廃スキー場マニアなどという人種はそういるわけではないし、仙台から見るとやはり遠いというのが先に立つ。もっともこの先も温暖化が続くとすれば、パウダーマニアにはやはり貴重なエリアであるのは間違いない。もう少し早い時期に行って、お天気に当たればというところだが。。
nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月18日 一進一退/スプリングバレースキー場

幸せは歩いて来ない
だから歩いて行くんだよ
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで二歩下がる

ある年代から上の世代なら絶対に知っている歌詞ですが。。
春の訪れというのも一進一退というか、三進二退というか。
昨夜の雨も、山ではまた雪だったらしく。
新雪に期待というわけではなく、天気が良くてまだなんとか営業しているようなので、しつこくスプリングバレーへ。
泉ヶ岳も予想外に白くなってて、スキー場への道路にもシャーベット場の雪が残っている。
ゲレンデも先週よりずいぶん状態が改善されてて、上に新しい雪が乗ってるだけじゃなく、クリッパーAの急斜面が幅規制してた部分も全面滑れるようになっていて、スタッフの涙ぐましい努力を感じた。

そんなわけで、多分今シーズン最後のBCクロカン修行、サンデッキの緩斜面ではなかなかイケてる感触になってきた。(雪がいいからだ、、)
クリッパーの急なところでは相変わらずヘロヘロだが、クリッパーBの入り口ではちょっとイイ感じになってきた。
と言っても、セパレートシーズン券残1時間の消化だけで来て、足の変なところが変にくたびれて終了だった。
来シーズンは実戦で使えるようになるのだろうか。。。

DSC_0616.jpg
一昨日葉山に行った時にO竹さんからもらった啓翁桜。牛乳瓶に挿していたらあっという間に開花してしまった。
DSC_0617.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月16日 BLIZZARD/葉山オンドリ尾根

O竹さんと新庄神室の大尺山を計画していたところ、Y野さんも参加になり3人の山行。しかしあちこちの少雪の情報から、結局当日に葉山に行き先を変更、僕のワゴンRにフル積載で出発。
前夜の雨が山では雪だったようで、関山峠の山も久しぶりに白くなっている。富並に向かう道中では雨になったが、大鳥居に着く頃にはまた雪になった。
スタートの駐車地点は雪の壁の印象しかないのだが、今日はもう雪の壁などどこにもない。それでも三枚平に向かう林道にはかろうじて雪がつながっている。ところどころ切れているところもスキーのまま渡ったせいで、クライミングスキンはぐしょ濡れだろう。

DSC05503.jpg
杉の子の斜面を登り切って一休み。

DSC05502.jpg
前夜の雪がザラメ雪の上を数センチ覆っている。濡れたスキンは既にボッコになりだした。

DSC05505.jpg
ブナ林の急登に入る。今日も最年長のO竹さんが先頭を行く。このところちょっと山はご無沙汰で云々というのはやはりブラフか、50代と60代を置き去りにして急斜面を登って行く。
広い斜面から尾根に乗り上げようという辺りで斜面はますます急になり、ボッコ雪のスキーではエッジが効かなくなった。たまらず板を脱いでツボ足になって尾根へと這い上がる。折からにわかに強まった風がブリザードとなって雪煙を吹き付けてくる。
寒さに閉口して、今日はここまで。スキンを剥がす手が久々の冬の風にかじかむ。暖冬、暖冬でも山はなめられない。
さて下り。ザラメ雪の上に積もった新雪のおかげで、ザラメそのままよりはマシだが、この時期なりの雪の重さ。

DSC05506.jpg
斜面にはあちこちに雪割れのクレバスが口を開けていて油断できない。危うく落っこちそうになって飛び越えたり。今年の春山はどこに行ってもクレバスに悩まされそうな気がする。
それにしても滑降でも先頭で飛び込んで行くO竹さんに、今回初めて同行のY野さんも笑うしかない。どう見ても70代の滑りにあらず。
杉の子斜面の上まで来るともう風も嘘のように収まり大休止、のんびり春山の風情になる。
林道の腐り始めた雪を推進滑降して車に戻ると、まだお昼をようやく過ぎたところだった。

帰り道はY野さんの実家でお茶を頂いた後、あったまりランド深堀で温泉に入ったり、最上川千本だんごでインスタ映えのお団子を食ったりと、さながらミニ大石田ツアーを楽しませてもらった。山の天気は厳しかったが、一粒で二度おいしい山行だった。

帰り際にO竹さんに、蕾の膨らんだ啓翁桜の枝をもらう。季節はゆり戻しながらも確実に春に向かっている。
nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月15日 なごり雪/蔵王温泉スキー場

週末の山形方面は雪マークが出ていたのだが、結局今回も降る降る詐欺だったようだ。それでも麓から見る瀧山は結構白っぽかったので、幾ばくかの期待を持って蔵王へ。約二週間ぶりの蔵王、前2回は黒姫方面が続いたので、久しぶりに竜山駐車場へ。
泉ヶ岳同様、雪の量が激減。上ノ台のゲレンデも土が露出している。
まずはスカイケーブルから高鳥を一本インスペクション。下の方がカチンカチンなのでダイヤモンドバレーに逃げる。

DSC05496.jpg
雁戸山も雪が少なげだ。
ダイヤモンドバレーはピステンマークの上にうっすら化粧雪。カービングが切れて快適。
中央ゲレンデも整備状態は良い(マシーンが雪を吐いていた)が、人が多い。大平コースから一旦下に戻る。

DSC05497.jpg
ハーネンカムもCコースはクローズ。Bコースも一部もう土が露出してコース幅が制限される。温泉のカベも地肌が出ている。
今日に限っては気温が低く、バーンもなかなか緩まない。ハーネンカム・クワッドでアイス・トレーニングとなる。

DSC05500.jpg
コロナ対策でスカイケーブルの窓は開放しているらしい。

DSC05501.jpg
竜山ゲレンデは既にシーズン終了。日曜とあってそれなりの人出だったが、この状態では4月を待たずにフル稼働は出来なくなりそうだ。さて僕はあと何回来れるだろうか。
nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月13日 卒業/スプリングバレースキー場

パンデミックらしい。
本当はずっと前からパンデミックだったのだろうが、WHOもいよいよ否定できなくなったのだろう。なぜ今まで言葉を濁していたのかは謎だが。。そもそもパンデミックかそうじゃないのか、WHOが決めるものでもないのだろうが、それでもいよいよそうかという気になるから不思議だ。
さて、諸々あってスキーもなかなか行けないでいるうちに、10日の雨でこの辺りのスキー場の雪も相当に融けてしまったらしい。
スプリングバレーの10時間券もまだ残っている。これはさっさと行かないとクローズしてしまいそう、ということで出かけた。(我ながら貧乏性である。いや貧乏なのである。)

DSC05490.jpg
さて、ゲレンデはこんな状態。
リフトは3本動いているが、滑れるコースは限定的だ。雪はもちろんザラメのグサグサ。
最初はハボックで滑る。利府の家には山板しか置いてなくて、グサグサ雪ならエシックよりはハボックの方がマシかと持ってきた。本当は今シーズンはもうお役御免と思っていたのだが。
部分的にピステンマークが残っているところはあるが、コースは既にかなり荒れている。クリッパーの下部は完全にシャーベット状でシュプールが深く残る。一言で言えばぐじゃぐじゃ。
もっとも少雪も大雨もスキー場のせいではないし、なんとか滑れるように整備してくれたゲレンデ・スタッフの努力に感謝すべきだろう。
で、1時間滑ってやはり板を履き替える。
やっぱりスプリングバレーはBCクロカンだよ。(そんなわけない)
ひさしぶりのBCクロカンでサンデッキを滑る。こちらの方がクリッパーよりゲレンデの荒れも少ない。
シャーベット状の雪でかえって硬いバーンより調子がいい。さすがオレ、か?
で、クレセントとクリッパーへ。
やっぱりダメだった。。。土の出た斜面でコース幅が狭く規制されてるので余計身動きが取れない。
見事に撃退されてレストハウスに戻る。
心が折れてもう帰ろうかと思ったが、気を撮り直して再度サンデッキで修行する。

DSC05493.jpg
ゲレンデにはいつものシニア軍団の他に、もう春休み状態のせいか、若い子たちの姿も目立つ。
しかしこの雪ではスプリングバレーのシーズンもあとわずかと思われる。1時間を残して終了、この1時間は捨てることになりそうだ。今シーズン、結局サンデッキを卒業できなかったな。

nice!(0)  コメント(0) 

2020年3月3日 ガラガラ/蔵王温泉スキー場

2日は筋肉疲労を癒すべく、86歳になったおふくろと一緒に日帰り温泉へ。やはり温泉はいいな。
昼過ぎから山形も雨になった。
この雨も山では雪だんべ、ということで翌日は蔵王へ。
思った通り童子平あたりから道路脇はうっすら雪になった。温泉を過ぎて雪道を黒姫の駐車場へ。
黒姫のリフトトップは相変わらず雲の中だが、ちょっと下がると視界がある。きれいにピステンかけた上に新雪数センチで滑りやすい。もっとも片栗粉みたいな雪で滑りはイマイチ、まあ贅沢は言うまい。大森はピステンしなかったのかできなかったのか、凹凸がそのまま、雪も重く1本でやめておく。

DSC05484.jpg
横倉ゲレンデ。横倉第2は相変わらず動かないようだ。
それにしても人がいない。平日だから、という以上にガラガラだ。スキー場は風通しもいいし、密集する場所でもないのだが。
「パパ、学校休みでヒマだよう。」
「よし、それじゃパパも会社休んでスキーに連れてってやろう!」
なんていう、呑気な家族はさすがにいないようだ。いやそんな冗談も憚られるムードだな。

政府の対応も真っ暗闇の中の手探り状態、しばらく手をこまねいていたのが、急に盲滅法に木刀を振り回し始めたような印象だ。木刀が見当違いの方に当たったりしないといいが。

DSC05485.jpg
横倉のカベ。ドカパウの時以外は足を踏み入れないようにしているので、今シーズンは未だ滑っていない。今日はまだあまり人が滑ってないようなので行ってみた。
下地の凸凹は隠れないが、それなりに新雪が乗ってるので割に滑りやすかった。おかわりもう1本。

DSC05487.jpg
動かなくなって久しい黒姫第二クワッド。
線下は。。決して穴場ではないようだ。

昼前に実家に戻ると、叔父さんの訃報。昨日83歳の誕生日を祝ったばかりだったとのこと。春は別れの季節とはいえ、こんな別れはなんとも言えない。
nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。