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2020年1月24日 よろず見届け人/石跳川から湯殿山(中退)

O竹さんからまた月山湯殿山の山行計画メール。
シーズン中に何度となく、単独でもしょっちゅう月山・湯殿山に入るO竹さんだが、
「高齢者、無理せず行きます。後見人いませんか?」
とのことで、後見人ならぬ「よろず見届け人」として同行を申し出た。
もっとも同行人がいることで、「無理せず」が「多少ムリしてでも」になる危険性も否定はできないのではあるが。。

さて、西川インターで高速を降りると小雨模様。周辺の雪は来るたびに減って行ってるような気もする。雨は月山に近くほどに本降りの様相を呈してくる。志津の除雪終点には車が2台、こりゃどうしましょうと思いつつ、車を降りると雨はどうやら雪になってきた。さすが月山である。
とはいえ、準備して歩き始めると、前日までの雨で積雪はたっぷり水を吸った重雪。苦行が予想される。

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石跳川沿いには数日前と思われるトレースがはっきり残っている。沢は埋まらず、最初の堰の横断もいまだにこの一本橋。

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石跳川本流も口を開けているというよりは、両岸がくっつく気配すらない。今年はおそらくこのままで春を迎えるのではないか。

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本日のO竹さんの計画は、「石跳川を渡って湯殿山の南東尾根に取り付く、どうしても渡れなければ左岸から姥ヶ岳の尾根へ」。
ということだが、なかなか渡れるところがない。左岸を歩いて行くのも、雪が少ないせいであまり気楽ではない。後見人いやオブザーバーとしてはともかくリーダーの後をただついて行くのみ。
結局上流側の夏道の橋を渡って(これぞ「危ない橋を渡る」だ。。)右岸へ行き、ようやく尾根に取り付いた。

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尾根に上がればようやく歩きやすい道のりとなる。樹林の中はヤブもそれほど気にならない。しかし今日の雪は湿り雪、ウエアについても融けて濡れるばかり。僕は合羽を着ているが雨の中を歩いているのと大差ない。

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樹林限界の手前でストップ、今日の天気では吹きさらしになるのは避けたいと、本日はここまで(賛成)。
滑り出しはそれでも傾斜があるので、重々ながらパウダー滑降。来た道と離れて尾根沿いコースから六十里越え旧道方向へ。途中からは平坦地と微妙な登り返しに重い雪の階段登高が入る。今の時期、重雪でもいいから少しでも積雪を積み上げて欲しい。

車に戻ってラーメンタイム。今日は外で食える天気ではなかった。志津から車で下り始めると相変わらずの雨だった。帰りの風呂はうなぎ温泉(海しゅう温泉)200円なり。

帰りにO竹さん手作りのゆずジャムのお土産付き(おいしかったです)の湯殿山山行。最後まで見届けましたぞ。お世話になりました。
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