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2025年3月8日 春地蔵/蔵王温泉スキー場
今年は正月も二月もお地蔵さんにお参りしていない。
天気が悪い時にはもちろん行かないが、天気が良い時のフニテルの大行列が今年は特にすごい気がして、なかなか行ってみる気にならなかった。三月に入ってそろそろ落ち着いたかと、高曇りの土曜日に行ってみた。黒姫第一駐車場は満車表示だったが、今日もなんとかもぐり込んだ。樹氷高原駅に行ってみると、いくらか並んでるものの建物内に収まる程度。

この前の暖かさで樹氷も落ちたかと思ったが、高い所ではまだ頑張っていた。おかげで山頂駅付近はなかなかの賑わい。(最盛期はもっと人がいたということか。)

お地蔵さんに向かうところがこんもり盛り上がってる感じ。写真左側に人が群がってるあたりがお地蔵さんなのだが、見下ろす感じになる。南三陸町の防災庁舎が回りが嵩上げされてすっかり周囲から埋没したようになってるのを思い出した。

これは除雪してなんとかお地蔵さんの頭だけ露出させてるのだろうか。
前には記念撮影の順番待ちの列が出来ていたので、後ろのインバウンドの人に頼んで今シーズンの証拠写真を撮ってもらった。もちろんお返しにインバウンド・グループのシャッターも押してあげた。
脚が短く写っているが、これは上から見下ろしのカメラアングルに拠るものだ。いやそうだろう、きっと。。

ザンゲ坂もなんだかコースが雪堤状に盛り上がってるようだった。山頂部ではスキー場の積雪の数字以上に雪が多いような気がする。まあいいことだ。人も多いのでザンゲ坂はプルークで慎重に下りる。
パラダイスで4、5本滑るが、久しぶりに履いたハート・スキーのせいか、雪質のせいか、なんんとなく引っ掛かり気味で滑りにくい。雪質は硬圧雪の上にいくらか新雪が積もっていて悪くはないのだが、やはり弥生の雪か。

パラダイスのトップからザンゲ坂を見れば、まだまだ冬景色だ。

ユートピアのトップにもかなりでかい樹氷が残っていた。さていつまで見られるか。
大森までロングランと大森ジャイアント。部分的に混んでいるところはあったが、全体的にはだいぶ空いていて気持ち良く滑れた。もっともやはり真冬の雪に比べると脚に来るようだ。それとも自分の蓄積疲労だろうか。
今年の蔵王は長めのシーズンになりそうだ。
天気が悪い時にはもちろん行かないが、天気が良い時のフニテルの大行列が今年は特にすごい気がして、なかなか行ってみる気にならなかった。三月に入ってそろそろ落ち着いたかと、高曇りの土曜日に行ってみた。黒姫第一駐車場は満車表示だったが、今日もなんとかもぐり込んだ。樹氷高原駅に行ってみると、いくらか並んでるものの建物内に収まる程度。

この前の暖かさで樹氷も落ちたかと思ったが、高い所ではまだ頑張っていた。おかげで山頂駅付近はなかなかの賑わい。(最盛期はもっと人がいたということか。)

お地蔵さんに向かうところがこんもり盛り上がってる感じ。写真左側に人が群がってるあたりがお地蔵さんなのだが、見下ろす感じになる。南三陸町の防災庁舎が回りが嵩上げされてすっかり周囲から埋没したようになってるのを思い出した。

これは除雪してなんとかお地蔵さんの頭だけ露出させてるのだろうか。
前には記念撮影の順番待ちの列が出来ていたので、後ろのインバウンドの人に頼んで今シーズンの証拠写真を撮ってもらった。もちろんお返しにインバウンド・グループのシャッターも押してあげた。
脚が短く写っているが、これは上から見下ろしのカメラアングルに拠るものだ。いやそうだろう、きっと。。

ザンゲ坂もなんだかコースが雪堤状に盛り上がってるようだった。山頂部ではスキー場の積雪の数字以上に雪が多いような気がする。まあいいことだ。人も多いのでザンゲ坂はプルークで慎重に下りる。
パラダイスで4、5本滑るが、久しぶりに履いたハート・スキーのせいか、雪質のせいか、なんんとなく引っ掛かり気味で滑りにくい。雪質は硬圧雪の上にいくらか新雪が積もっていて悪くはないのだが、やはり弥生の雪か。

パラダイスのトップからザンゲ坂を見れば、まだまだ冬景色だ。

ユートピアのトップにもかなりでかい樹氷が残っていた。さていつまで見られるか。
大森までロングランと大森ジャイアント。部分的に混んでいるところはあったが、全体的にはだいぶ空いていて気持ち良く滑れた。もっともやはり真冬の雪に比べると脚に来るようだ。それとも自分の蓄積疲労だろうか。
今年の蔵王は長めのシーズンになりそうだ。
2025年3月1日 沼る山スキー/焼石岳銀明水
昨年の夏、花の時期に久しぶりに焼石岳に登った。天気が良くて景色も良く見えて、これは山スキーも案外面白いかもしれないと思った。というのは、焼石はアプローチが長い割に緩斜面ばかりで滑りには面白くないという印象があって、今まで実際に足を踏み入れたことがなかったのだ。唯一入畑ダムの方から経塚を目指したことがあったが、吹雪とルートの長さで辿り着けなかった。あらためて登ってみると、頂上の回りはカール状の地形が取り囲んでいるし、横岳の東面も面白そうだ。
というわけで、N村さん、O安さんと3人で胆沢ダムの尿前渓谷橋から入山。好天なので多くの入山者を予想していたのだが、除雪終点の車は1台だけだった。トレースはしっかり付いている。朝から汗ばむような気温で雪は既にザラメ。

最初は林道歩き。覚悟はしていたが、歩いてみるとやっぱり長い。夏の登山口手前、冬道の分岐までほぼ2時間かかった。
中沼まで出ると何となく山スキーらしくなる。トレースが沼の上を横断してるのでそのまま歩いたが、今日の高温でドボンなんてことがないか、内心ちょっと心配。オホーツクの流氷の上を歩いてる観光客とあんまり変わらないかも。。

意外に雲の多い天気で、思った程炎熱地獄にならずに済んだ。上沼まで来ると横岳の白い大斜面が見えてきた。焼石本峰は雲の中なのか、地形的にまだ見えないのか、いずれにしても見えない。単独の人がすごいスピードで追い越して行った。

なんとか4時間かからずに銀明水小屋に到着。ネットの記録を見ると、強者たちは日帰りで本峰往復しているようだが、これは早朝出発が条件。僕らは最初から今日は小屋までプラスαの予定。
小屋の中には先客が二人。さっき追い越して行った人ともう一人、地元の常連の方の雰囲気。石油ストーブでまったり。
僕らもここで大休止。バーナーを出してカップラーメン。僕の今日のラーメンは「沼るニボシ青森風煮干し醤油ラーメン」。本物の青森煮干しラーメンを食ったことがないので何とも言えないが、カップラーメンに関しては沼ってるかどうかは確信が持てず。。

小屋を出て、このまま下りるのではさすがに物足りない。小屋の西側、横岳の斜面に向かって登る。
雪庇の出ていないところを目指して登って行くが、徐々に傾斜が強くなり標高1280mでストップ。これ以上登ると行き詰まってもスキーが履けなくなりそうだ。
背後に天竺山と経塚山が立派だ。名前がなんとなく西遊記っぽい。ガンダ~ラ、ガンダ~ラ~
.jpeg)
スキンを剥いでここから滑降。この標高はまだザラメ化してないが、下地固めにパック気味の新雪といったところ。まずまず楽しく滑れた。

そのまま小屋には戻らずに下流側の谷に向かって滑る。ここもなかなか面白かった。
後方に見える獅子ヶ鼻も滑れないかと観察してみるが、急な上にクラックもありそうで難しいか。
-651db.jpeg)
トレースにぶつかったので、そのままトレース沿いに下り始めたら、O安さんからルート外れてるとの指摘。トレースはツブ沼方向からのものだったようだ。針路修正して登りのトレースに戻って上沼に出た。
後はほぼトレース通りの直滑降。冬道は雪が重かったが、林道に出るとトレース上は意外によく滑って捗る。

登りは4時間以上かかったが、帰りは滑り出してから2時間かからずに出発点に戻れた。行きの林道歩きはちょっと堪えたが、沼とブナ林の景色、立派な避難小屋、横岳の斜面ももっと探り甲斐がありそうだし、焼石は奥が深そうだ。沼る?
ということで山は良かったのだが。
「ひめかゆ」が休業中とのことで、水沢の某温泉に立ち寄ったのだが、これは珍しく失敗だった。次に来る時は別の温泉を探さねば。
というわけで、N村さん、O安さんと3人で胆沢ダムの尿前渓谷橋から入山。好天なので多くの入山者を予想していたのだが、除雪終点の車は1台だけだった。トレースはしっかり付いている。朝から汗ばむような気温で雪は既にザラメ。

最初は林道歩き。覚悟はしていたが、歩いてみるとやっぱり長い。夏の登山口手前、冬道の分岐までほぼ2時間かかった。
中沼まで出ると何となく山スキーらしくなる。トレースが沼の上を横断してるのでそのまま歩いたが、今日の高温でドボンなんてことがないか、内心ちょっと心配。オホーツクの流氷の上を歩いてる観光客とあんまり変わらないかも。。

意外に雲の多い天気で、思った程炎熱地獄にならずに済んだ。上沼まで来ると横岳の白い大斜面が見えてきた。焼石本峰は雲の中なのか、地形的にまだ見えないのか、いずれにしても見えない。単独の人がすごいスピードで追い越して行った。

なんとか4時間かからずに銀明水小屋に到着。ネットの記録を見ると、強者たちは日帰りで本峰往復しているようだが、これは早朝出発が条件。僕らは最初から今日は小屋までプラスαの予定。
小屋の中には先客が二人。さっき追い越して行った人ともう一人、地元の常連の方の雰囲気。石油ストーブでまったり。
僕らもここで大休止。バーナーを出してカップラーメン。僕の今日のラーメンは「沼るニボシ青森風煮干し醤油ラーメン」。本物の青森煮干しラーメンを食ったことがないので何とも言えないが、カップラーメンに関しては沼ってるかどうかは確信が持てず。。

小屋を出て、このまま下りるのではさすがに物足りない。小屋の西側、横岳の斜面に向かって登る。
雪庇の出ていないところを目指して登って行くが、徐々に傾斜が強くなり標高1280mでストップ。これ以上登ると行き詰まってもスキーが履けなくなりそうだ。
背後に天竺山と経塚山が立派だ。名前がなんとなく西遊記っぽい。ガンダ~ラ、ガンダ~ラ~
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スキンを剥いでここから滑降。この標高はまだザラメ化してないが、下地固めにパック気味の新雪といったところ。まずまず楽しく滑れた。

そのまま小屋には戻らずに下流側の谷に向かって滑る。ここもなかなか面白かった。
後方に見える獅子ヶ鼻も滑れないかと観察してみるが、急な上にクラックもありそうで難しいか。
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トレースにぶつかったので、そのままトレース沿いに下り始めたら、O安さんからルート外れてるとの指摘。トレースはツブ沼方向からのものだったようだ。針路修正して登りのトレースに戻って上沼に出た。
後はほぼトレース通りの直滑降。冬道は雪が重かったが、林道に出るとトレース上は意外によく滑って捗る。

登りは4時間以上かかったが、帰りは滑り出してから2時間かからずに出発点に戻れた。行きの林道歩きはちょっと堪えたが、沼とブナ林の景色、立派な避難小屋、横岳の斜面ももっと探り甲斐がありそうだし、焼石は奥が深そうだ。沼る?
ということで山は良かったのだが。
「ひめかゆ」が休業中とのことで、水沢の某温泉に立ち寄ったのだが、これは珍しく失敗だった。次に来る時は別の温泉を探さねば。
2025年2月23日 にわかテレマーカー/みやぎ蔵王白石スキー場
強く長い冬型、だそうである。日本海側のドカ雪に苦しんでいる方にはまずはお見舞い申し上げたい。
その冬型だが、予想天気図では日曜日幾分本州付近の等圧線が開いてくるように見えた。で、諸々の都合もあって、会山行とは重なってしまうのだが、一人で水引入道に行く計画書を出した。
昨日に続いて自宅を出る時には朝日燦々。だが、山の方を見ると明らかに濃密な雪雲が奥羽山脈をすっぽり覆っていた。泉ヶ岳だけがかろうじて姿を現している。
白石インターから不忘山に向かって登っていくと次第に雪が舞い初め、白石スキー場の駐車場に着いた時にはまさに吹雪となっていた。あまり迷うことなく連絡本部に山行中止の連絡を入れる。まあ、こんなもんだな、無理は禁物。

ずいぶん久しぶりに来た白石スキー場。相変わらずの黄色いセンターハウスで頑張っている。到着時にはこの写真よりもっと吹雪いていた。
営業開始直後だったのでリフト券もすんなり買えたのだが、9時を過ぎた頃にはハウス内大混雑となっていた。シニア5時間券3400円。昔より高くなったとは思うが、世の中的には破格の安さだろう。(山形蔵王の2時間分だ・・)第3リフトは停止とのことだったが、後でHPを見たら職員のインフルエンザで人手不足とのことだった。ここの場内アナウンスも不思議な人間味があって、ローカルスキー場らしい良さを感じた。頑張ってほしい。

吹雪かれながらもリフトに乗る。ここの下部ゲレンデはひたすら緩斜面。今日はピステンの上に全面新雪数センチというところだ。色気を出してBCクロカンでテレマーク・ターンの練習を始める。斜面が優しいので徐々に調子が出てきた。これなら、と第2リフトで上部ゲレンデに上がり、非圧雪Pコースへ。やや急にはなるが、パウダーのおかげで我がテレマークでも何とかなる。

さすが三連休、ゲレンデも大賑わいだ。
あまりに寒いので一旦戻ってダウンを着込む。時折明るくなることもあるが、雪は断続的に降り続いている。第2リフトでさらにテレマークの練習。中級Aコースはなんとかなるが、上級のB・Cコースは自衛隊ターンでも撃沈。だが、雪は白石スキー場とは思えない程素晴らしい。第2リフト乗り場下から右に入る「フリーエリア」は入る人が少なく、手付かずの雪が残っていて気持ちよかった。
お昼前に車に戻り、山で食うはずだったカップラーメンとお握りの昼食。食堂も大混雑で席取りしないようにアナウンスが流れている。
食後に、こうなるかもと持ってきたゲレ板に履き替えて、クロカンで撃沈したB・Cコースの仇を取りに行く。やっぱりアルペンは楽チンだ。しかし普段2時間しか滑らない人なので脚も疲れてきたし腰も張ってきた。5時間目に入ったところで撤収。久々の白石スキー場だが、素晴らしい雪で思いがけず楽しかった。

帰りに蔵王町の黄金川温泉に立ち寄る。初めて来たが、茶色に濁ったお湯が人気らしく、こちらも大混雑だった。
その冬型だが、予想天気図では日曜日幾分本州付近の等圧線が開いてくるように見えた。で、諸々の都合もあって、会山行とは重なってしまうのだが、一人で水引入道に行く計画書を出した。
昨日に続いて自宅を出る時には朝日燦々。だが、山の方を見ると明らかに濃密な雪雲が奥羽山脈をすっぽり覆っていた。泉ヶ岳だけがかろうじて姿を現している。
白石インターから不忘山に向かって登っていくと次第に雪が舞い初め、白石スキー場の駐車場に着いた時にはまさに吹雪となっていた。あまり迷うことなく連絡本部に山行中止の連絡を入れる。まあ、こんなもんだな、無理は禁物。

ずいぶん久しぶりに来た白石スキー場。相変わらずの黄色いセンターハウスで頑張っている。到着時にはこの写真よりもっと吹雪いていた。
営業開始直後だったのでリフト券もすんなり買えたのだが、9時を過ぎた頃にはハウス内大混雑となっていた。シニア5時間券3400円。昔より高くなったとは思うが、世の中的には破格の安さだろう。(山形蔵王の2時間分だ・・)第3リフトは停止とのことだったが、後でHPを見たら職員のインフルエンザで人手不足とのことだった。ここの場内アナウンスも不思議な人間味があって、ローカルスキー場らしい良さを感じた。頑張ってほしい。

吹雪かれながらもリフトに乗る。ここの下部ゲレンデはひたすら緩斜面。今日はピステンの上に全面新雪数センチというところだ。色気を出してBCクロカンでテレマーク・ターンの練習を始める。斜面が優しいので徐々に調子が出てきた。これなら、と第2リフトで上部ゲレンデに上がり、非圧雪Pコースへ。やや急にはなるが、パウダーのおかげで我がテレマークでも何とかなる。

さすが三連休、ゲレンデも大賑わいだ。
あまりに寒いので一旦戻ってダウンを着込む。時折明るくなることもあるが、雪は断続的に降り続いている。第2リフトでさらにテレマークの練習。中級Aコースはなんとかなるが、上級のB・Cコースは自衛隊ターンでも撃沈。だが、雪は白石スキー場とは思えない程素晴らしい。第2リフト乗り場下から右に入る「フリーエリア」は入る人が少なく、手付かずの雪が残っていて気持ちよかった。
お昼前に車に戻り、山で食うはずだったカップラーメンとお握りの昼食。食堂も大混雑で席取りしないようにアナウンスが流れている。
食後に、こうなるかもと持ってきたゲレ板に履き替えて、クロカンで撃沈したB・Cコースの仇を取りに行く。やっぱりアルペンは楽チンだ。しかし普段2時間しか滑らない人なので脚も疲れてきたし腰も張ってきた。5時間目に入ったところで撤収。久々の白石スキー場だが、素晴らしい雪で思いがけず楽しかった。

帰りに蔵王町の黄金川温泉に立ち寄る。初めて来たが、茶色に濁ったお湯が人気らしく、こちらも大混雑だった。
2025年2月22日 吹雪を呼ぶ男/スプリングバレー・スキー場
このところずっと大雪のニュース。
東北地方とはいえ、太平洋側に住んでいると実感がない。雪も降るには降るが根雪にはならずに融けてしまう。今日も青空のもとドライ路面を走ってスプリングバレーへ。

ところが、泉ヶ岳とてさすがに奥羽山脈の一峰、スキー場に近づくと雪雲にけぶっている。
今日は板・ブーツそれぞれ二組持ってきた。まずはダルベロを買ってからすっかり出番の少なくなったスカルパのツアーブーツにエランの山板で滑る。どうせならパウダーを期待だが、昨夜の雪はわずかのようで、メイフラワーのコースもほぼ圧雪。クリッパーAではやはりだいぶ板がバタバタする。
滑るうちに降雪が激しくなってきた。

2時間目に板靴チェンジ、ラングとフィッシャーIcePro.。ゲレンデはこっちの方が滑りやすいようだ。が、板の反応が良いせいか、余計にターンするようで脚が疲れる。
それにしても今日もスプリングバレーの雪質は上々。今年はまだいつものガリガリにもシャバシャバにもお目にかかっていない、稀有のシーズン。
雪は断続的に強く降り、2時間分滑って撤収。
大和町宮床から富谷市経由で帰ってくると、利府に入った辺りで雪空が青空になり、さすが我が町は沿岸部と思ったらだんだんこっちも吹雪いてきた。どうやら雪雲が追いかけてきたようだ。三連休、全国で雪の被害が出なければいいが。
東北地方とはいえ、太平洋側に住んでいると実感がない。雪も降るには降るが根雪にはならずに融けてしまう。今日も青空のもとドライ路面を走ってスプリングバレーへ。

ところが、泉ヶ岳とてさすがに奥羽山脈の一峰、スキー場に近づくと雪雲にけぶっている。
今日は板・ブーツそれぞれ二組持ってきた。まずはダルベロを買ってからすっかり出番の少なくなったスカルパのツアーブーツにエランの山板で滑る。どうせならパウダーを期待だが、昨夜の雪はわずかのようで、メイフラワーのコースもほぼ圧雪。クリッパーAではやはりだいぶ板がバタバタする。
滑るうちに降雪が激しくなってきた。

2時間目に板靴チェンジ、ラングとフィッシャーIcePro.。ゲレンデはこっちの方が滑りやすいようだ。が、板の反応が良いせいか、余計にターンするようで脚が疲れる。
それにしても今日もスプリングバレーの雪質は上々。今年はまだいつものガリガリにもシャバシャバにもお目にかかっていない、稀有のシーズン。
雪は断続的に強く降り、2時間分滑って撤収。
大和町宮床から富谷市経由で帰ってくると、利府に入った辺りで雪空が青空になり、さすが我が町は沿岸部と思ったらだんだんこっちも吹雪いてきた。どうやら雪雲が追いかけてきたようだ。三連休、全国で雪の被害が出なければいいが。
2025年2月16日 ゲレンデカントリー/蔵王温泉スキー場
昨日は出遅れて駐車場で苦労したので、今日は実家を8時出発で竜山Pへ。それでも一段目二段目は既にいっぱいだったが、三段目にはまだ空きがあり余裕で駐車できた。それはいいが、駐車場の地面が凍っていて転倒者続出していた。

竜山のリフトが回ってるのを確認しつつスカイケーブルへ。たまたまスノボのイントラさん、もう一人は英語を喋る白人系のおじさんと三人乗り。
「小学生のスキー教室はどうですか。」
「先週ぐらいで大体峠を越しました。」
と、スキー教室の話題を一頻り。そうやって裾野を広げないと次の世代に繋がらないですからね、とか。学校の教室の前に予習でカスカワのレッスンに入れるような親も居れば、教室終わったらもう家ではスキーとか行かせてもらえないから教室の時になんとか頂上まで連れてってと子供にお願いされた話とか。こんなところにも世相を感じてちょっと切なくなる。
さて、久しぶりにダイヤモンドバレーで練習しようと思ったらロープが張られてクローズの模様。中央ゲレンデに移動すると、コースの上半分はガスの中で視界不良。諦めて大平コースを一旦下りる。
本日のスキーはBCクロカン。余談になるが、BCクロカンを略さずに言うと、バックカントリークロスカントリーという妙なことになる。実際これは日本で考えた名称らしく、英語ではこういう言い方はしないらしい。(英語でどういうのかは不勉強にして・・)一時、ゲレンデテレマークなるよくわからん用語もあったが、本日は差し詰めゲレンデBCかゲレンデカントリーか。いずれにしても輪をかけて謎の用語になる。
ステップソールは良いところもあるのだが、緩斜面での滑走性では抵抗になるようでやはり滑りが悪い。大平コースの例の平坦部では板が止まってしまい、場違いなパスカング走行を披露することになる。(まあ見てる人もいないが。)

サンライズまで下りると視界は良好、ここで練習。ちゃんと整地してあってピステンマークが残ってるのはいいが、中央ゲレンデに比べると雪は固め、エッジは盛大に流れる。モイワの自衛隊は急斜面でもばっちりエッジに乗ってたな、とは思うが出来ないものは出来ない。とにかくスピードを落として丁寧に回ってみよう。

サンライズのリフト下をこんなに雪掘ってるのも初めて見た気がする。今年は大雪認定だろうか。
サンライズからハーネンカムクワッドに移動してさらに修行。とにかく足首周りを筋肉で固めて滑るので、相応に疲れる。でもハーネンカムBはそれなりに快適だった。
最後は竜山に戻って終了まで。リフトを降りたら後ろから来た人に「BCクロカンですか?」と声をかけられる。「ええ」「すごいですね」いや、BCクロカン知ってるあなたの方がすごい。
その人はテレマークだったが、なんとなく恥ずかしいので、そそくさと自衛隊ターンで下りる。竜山も整地ばっちりで滑りやすい。
色気を出して、次はちょっとテレマークをやってみたが撃沈。ラスト一本は昔を思い出してウェーデルン、と思ったら初っ端でコケた。気を取り直して駐車場まで佐藤正人のイメージで(いや我満かな)滑り下りた。今日は2時間修行系。これやってたら、普通のブーツ・板履いてコケる気しなくなることだけは請け合えそう。どうです、あなたもひとつ?

竜山のリフトが回ってるのを確認しつつスカイケーブルへ。たまたまスノボのイントラさん、もう一人は英語を喋る白人系のおじさんと三人乗り。
「小学生のスキー教室はどうですか。」
「先週ぐらいで大体峠を越しました。」
と、スキー教室の話題を一頻り。そうやって裾野を広げないと次の世代に繋がらないですからね、とか。学校の教室の前に予習でカスカワのレッスンに入れるような親も居れば、教室終わったらもう家ではスキーとか行かせてもらえないから教室の時になんとか頂上まで連れてってと子供にお願いされた話とか。こんなところにも世相を感じてちょっと切なくなる。
さて、久しぶりにダイヤモンドバレーで練習しようと思ったらロープが張られてクローズの模様。中央ゲレンデに移動すると、コースの上半分はガスの中で視界不良。諦めて大平コースを一旦下りる。
本日のスキーはBCクロカン。余談になるが、BCクロカンを略さずに言うと、バックカントリークロスカントリーという妙なことになる。実際これは日本で考えた名称らしく、英語ではこういう言い方はしないらしい。(英語でどういうのかは不勉強にして・・)一時、ゲレンデテレマークなるよくわからん用語もあったが、本日は差し詰めゲレンデBCかゲレンデカントリーか。いずれにしても輪をかけて謎の用語になる。
ステップソールは良いところもあるのだが、緩斜面での滑走性では抵抗になるようでやはり滑りが悪い。大平コースの例の平坦部では板が止まってしまい、場違いなパスカング走行を披露することになる。(まあ見てる人もいないが。)

サンライズまで下りると視界は良好、ここで練習。ちゃんと整地してあってピステンマークが残ってるのはいいが、中央ゲレンデに比べると雪は固め、エッジは盛大に流れる。モイワの自衛隊は急斜面でもばっちりエッジに乗ってたな、とは思うが出来ないものは出来ない。とにかくスピードを落として丁寧に回ってみよう。

サンライズのリフト下をこんなに雪掘ってるのも初めて見た気がする。今年は大雪認定だろうか。
サンライズからハーネンカムクワッドに移動してさらに修行。とにかく足首周りを筋肉で固めて滑るので、相応に疲れる。でもハーネンカムBはそれなりに快適だった。
最後は竜山に戻って終了まで。リフトを降りたら後ろから来た人に「BCクロカンですか?」と声をかけられる。「ええ」「すごいですね」いや、BCクロカン知ってるあなたの方がすごい。
その人はテレマークだったが、なんとなく恥ずかしいので、そそくさと自衛隊ターンで下りる。竜山も整地ばっちりで滑りやすい。
色気を出して、次はちょっとテレマークをやってみたが撃沈。ラスト一本は昔を思い出してウェーデルン、と思ったら初っ端でコケた。気を取り直して駐車場まで佐藤正人のイメージで(いや我満かな)滑り下りた。今日は2時間修行系。これやってたら、普通のブーツ・板履いてコケる気しなくなることだけは請け合えそう。どうです、あなたもひとつ?
2025年2月15日 満車御礼/蔵王温泉スキー場
ニセコに行っていたのだが、6日間の合宿となると書くことが有り過ぎて、なかなか追いつかない。まあそれはおいおい書くとして。
次々と寒波襲来の2月だが、15日は晴れが約束されたような気圧配置。Yの人たちは月山に行ったはずだが、実家予定の自分はとりあえずの午前中蔵王。大森駐車場の前を通り過ぎると、朝の時間にも関わらず対向車と続々すれ違う。これはもしかして上が満車か、と思いつつ行ってみる。アストリア駐車場の前に数台の列。それでも中の整理で詰まってるのかとしばし待ってると、誘導員の人が両腕でXマーク。諦めて黒姫へ回るが、こっちも厳しそう。案の定、第一第二とも満車のバリケード。ダメ元でバリケード脇から第一に入ってみると、なんとかギリ停められそうなスペースがありもぐり込んだ。こんな時軽自動車はありがたい。それにしても、出遅れたのはあるが駐車場探しでだいぶタイムロス。

黒姫クワッドもやや長めの行列。たまたま乗り合わせたのはオーストラリア人と言うお嬢さん。よく喋る人で、英語はよくわからない時もあるがテキトーに対応。昨日から来てるが昨日はひどい天気だったそうで、ブリザードの樹氷の写真を見せてくれた。今日は文句ないピーカンで大展望が広がる。

黒姫スーパーGの最初の急斜面も固いことは固いが、アイスではなく割と滑りやすい。

黒姫トップの定点観測。パトロール小屋はここまで埋まった。ユートピアは積雪3メートル(!)になったそうだ。

月山も良く見える。みんなは湯殿山を登ってる頃か。
ユートピアに移動。樹氷高原駅のフニテル乗り場には、見たことがない程の長い行列がトドマツヒュッテの前まで伸びていた。これは1時間か2時間か。。

ユートピアのトップから百万人経由大森に向かって一気ラン。春を思わせる陽気で、直滑降の滑りは今ひとつ。今日は駐車場のタイムロスがあったので、1時間で切り上げる。ラスイチ黒姫スーパーGで終了。帰る頃にもあちこちで駐車難民のクルマが見られた。こんな日はやっぱり駐車場足りないよなあ。とはいえ蔵王はまだまだ平和。。。
次々と寒波襲来の2月だが、15日は晴れが約束されたような気圧配置。Yの人たちは月山に行ったはずだが、実家予定の自分はとりあえずの午前中蔵王。大森駐車場の前を通り過ぎると、朝の時間にも関わらず対向車と続々すれ違う。これはもしかして上が満車か、と思いつつ行ってみる。アストリア駐車場の前に数台の列。それでも中の整理で詰まってるのかとしばし待ってると、誘導員の人が両腕でXマーク。諦めて黒姫へ回るが、こっちも厳しそう。案の定、第一第二とも満車のバリケード。ダメ元でバリケード脇から第一に入ってみると、なんとかギリ停められそうなスペースがありもぐり込んだ。こんな時軽自動車はありがたい。それにしても、出遅れたのはあるが駐車場探しでだいぶタイムロス。

黒姫クワッドもやや長めの行列。たまたま乗り合わせたのはオーストラリア人と言うお嬢さん。よく喋る人で、英語はよくわからない時もあるがテキトーに対応。昨日から来てるが昨日はひどい天気だったそうで、ブリザードの樹氷の写真を見せてくれた。今日は文句ないピーカンで大展望が広がる。

黒姫スーパーGの最初の急斜面も固いことは固いが、アイスではなく割と滑りやすい。

黒姫トップの定点観測。パトロール小屋はここまで埋まった。ユートピアは積雪3メートル(!)になったそうだ。

月山も良く見える。みんなは湯殿山を登ってる頃か。
ユートピアに移動。樹氷高原駅のフニテル乗り場には、見たことがない程の長い行列がトドマツヒュッテの前まで伸びていた。これは1時間か2時間か。。

ユートピアのトップから百万人経由大森に向かって一気ラン。春を思わせる陽気で、直滑降の滑りは今ひとつ。今日は駐車場のタイムロスがあったので、1時間で切り上げる。ラスイチ黒姫スーパーGで終了。帰る頃にもあちこちで駐車難民のクルマが見られた。こんな日はやっぱり駐車場足りないよなあ。とはいえ蔵王はまだまだ平和。。。
2025年2月6-11日 愛雪者たちの楽園/ニセコ・モイワリゾート
ニセコのスキー合宿に行ってきた。今年は登高会メンバー5人。I見さんたちM木町チーム3人も一緒でなかなか賑やかで楽しかった。例年、ニセコなのに晴れる、ニセコなのに雪が降らないという我々のニセコ合宿だが、今年はずっと冬型が持続。一日中ピーカンとかはなかった代わりに、暴風雪でリフト全滅という日もなく、毎日フレッシュスノーに恵まれた。これでこそニセコ。
ウッドペッカーズの新谷さんも、相変わらずお元気で毎朝雪のチェックに行って雪崩情報を出されていた。ニセコ雪崩情報
それ自体は慶すべきことなのだが、今年の雪崩情報は新谷さんには珍しく、スキーヤー・スノーボーダーのマナー、それもバックカントリー以前のマナーに苦言を呈するような内容が目立った。よほどそういう事例が増えているのだろう。バックカントリーでも僕らの滞在中にアンベツ川に下りてしまう遭難騒ぎで、モイワの10番ゲートがクローズされてしまった。
ニセコはバックカントリーのフレッシュ・スノーにリフト・アクセスが容易で、しかも様々な斜面を滑走しても各ゲレンデベースへの帰り路が確保されている。ルールをきちんと守れば、パトロールやゲレンデ・スタッフと無用の衝突をする必要もない。人種・国籍・滑る道具を問わない、雪を愛する者たちの楽園だと感じてきた。しかし、楽園は何もせずに楽園なのではなく、多くの人達の努力によって守られている。それを維持することは大変だが、壊してしまうのは容易い。

Day 1 Moving
出発前から冬型に寒気、日本海側の大雪でそもそも飛行機が飛ぶのかと心配しながら、それでも仙台空港からY野さんと一緒に無事新千歳へ。ここでK村君と合流し、バジェット・レンタカーでニセコに向かう。バスよりだいぶん早いはずなのだが、きのこ王国で昼飯食ったりなんやかんやで、ウッドペッカーズに着いたのは3時前。先着のM手先輩としばらく振りの再会。で、今日はもう滑らなくていいや。きのこ王国で買い出ししてきたサッポロ・クラシックで早目の乾杯。(K村君だけはしっかり夕方まで滑っていたのは言うまでもない。)

帰ってきたK村君の運転で昆布駅そばの幽泉閣の温泉へ。去年までお世話になってた甘露の森は割引券もらっても千数百円とか。噂に聞くニセコ・バブル、ニセコ・インフレはここにも。
風呂から戻るとM木のI見さんグループも到着。賑やかな夕食となった。さて、明日はどうします?
Day 2 Bowls and russells
意外だったが、ニセコはしばらく雪が少なく、僕らが来る直前にどかっと降ってようやく雪が増えたとのこと。札幌雪祭りも雪の心配をしてたらしい。昨日は全ゲート・クローズだったそうで、今日は待ちかねたスキーヤーが朝から集結の予想。

登高会チーム4人(U井さんは新潟からのフェリー欠航で1日遅れになった)でまずはペアの列に並ぶ。M木チームは列のだいぶ前の方に並んでる。
まずはメインバーンで足慣らしを2、3本。きれいにピステンが入っていて気持ち良い。やっぱりモイワはいい。クワッドが動いて、ゲートアウトの前にゲレンデ内林間を一本。こちらもまあまあリセットされていて楽しい。じゃ、G6から見返りボウル行きますか。

まだあまり食われてないところを頂く。K村君が攻めた滑りで格好良かったのだが、この後自爆。沢底にはまって脱出に一苦労していた。彼は期待を裏切らない。

この後、モイワに戻るのにいつもの林道圧雪コースを期待して行ったら、まだ圧雪はなし、トレースもなしで下りラッセル。ルートを間違えて登り返したりで大汗をかくことになった。モイワに戻ってレストハウスで休憩。みんな行動食をかじる中、K村君は噂の2000円ラーメンを試していた。

天気は降ったり晴れたり。この後、モイワボウル1本、見返りの尾根ルートを2本。

2時を回ってM手先輩・Y野先輩は上がり。我々の年代だともうこれぐらいが定時退社。自分は整理体操ペア2本で終了。K村君はリフト終了まで残業。
夕方U井先輩が小樽着から苫小牧着に変更になったフェリーで到着。今日も5人で幽泉閣へ。(回数券でひと騒ぎあったような。)
昨日から一人で来られていて夕食テーブルが一緒だった方が、「Wの仲間」のE藤さんで、以前にお会いしていたことが判明。おかげで長目の夜になったが、幸いにして朝までとはならなかった。明日はお天気予想で山へ!
Day3 Summit
例年ニセコには千歳からのバスで来ていたので、ニセコに入ってからは交通手段がなく、行動範囲がモイワのリフトから行ける所に限られていた。そのためイワオかニトあたりが限界だったのだが、去年ニトに行ったのはえらく疲れた。今年はK村君の提案でレンタカー利用となり、またU井さんも車で来たのでいろいろ行動範囲が広がった。というわけで、好天予想のこの日は湯本温泉からチセヌプリ方面へ。遅れると駐車場が止めれないとか、諸々の事情で早い朝食、あわただしく早めに出発。

チセヌプリのCATスキー場に無事到着。K村君はいつのまにかお友達になってるYさん、E藤さんのパーティにはまってシャクナゲ岳に行くというので、登高会チームは4人でスタート。

CATスキー場に入ると怒られるとか、いろいろ噂を聞いていたが、ロープで区切られたすぐ外にトレースがあり、トレース沿いに登って行く。今年もか、と思うような上天気。

出発時点でチセに行くのかシャクナゲ岳に行くのか曖昧な感じだったが、トレースがチセに行ってるのでそのままチセの南面を登り出す。頂上近くは下地の雪がガリだし、急斜面、風も段々強くなってくる。頂上は結構ビュービューの風で早々に退避する。(頂上三角点からはずれていたらしいが、まあほぼ頂上なので、「登頂」とする。)

下りる準備をしている間に続々と後続パーティが上がってきた。すぐ後に来た人はポーランド系アメリカ人とか言ってたが、やたら日本語で話しかけてきた。で、一足先に滑り始めたら初っ端でパック雪に足を取られて転けて、ポーランド系に笑われた・・・斜面は良かったが雪は難しかった。

少し下ると普通にパウダーになって快適。
CATスキー場の高さまで下りて来ると、日射に照らされたせいか雪がてき面に重くなってきた。

どこか途中で遊んでもいいかなとも思ったが、頂上への登りが応えてもうOKということに。晴天は朝だけで、雪も降ってきた。午前中で行動終了、すぐ脇の雪秩父に移動して、のんびり雪中温泉。値段も安くて良いのだが、硫化水素対策で内風呂も窓が換気のために開いていてちょっと寒い。
ニセコ町のセブンイレブンに回ってカップラーメンを買い出し、ウッドペッカーズに戻ってすする。多分2000円ラーメンより美味い、と思う。
前日、残業のK村君がローカルの人と一緒にG10からのルートを滑って面白かったと言っていたのだが、その日にアンベツ川に迷った遭難騒ぎがあったようで、G10はクローズになってしまった。来る前から富良野で連日のように事故・遭難のニュースがあったが、ニセコも決して平穏ではないようだ。
Day4 West ridge
M手さんはアンヌプリの山頂に行きたがっていたのだが、この日は各山頂ゲートはクローズの見込み。朝食後何やら相談していたが、K村君はヒラフのゲレンデで滑るとのこと。G6は開けるとのことで、登高会チームあと4人でアンヌプリの西尾根を登って適当に滑ることに。I見さん達はこの日帰るので朝お別れ。WのE藤さんもお別れで、わざわざご挨拶頂いた。

G6ビーコンチェッカーを確認して外に出る。朝の内はパトロールが立っているが、ずっとはいない。ビーコンチェックも詰まるところ自分のため、そして自分の仲間のためだ。
この日西尾根を登るのは僕らが最初。ラッセルはそれ程でもないが、登るにつれて北側からの風が強くなる。

昨年滑った五色温泉の方に滑り込む案もあったのだが、この風向きではNG。910mまで登ったところで風下に退避。ここでスキンを剥いで下りることに。

尾根上を少し下りてから、見返りボウルに落ちる小尾根に下るライン。少し高度を下げると風の陰に入って視界も良くなり滑りやすくなった。ボウルに落ちるあたりは雪も良く快適。


沢底近くになるとあちこちからのトレースが集合して林間コースとなる。とはいえ沢があったり穴があったりで気は抜けない。一昨日懲りたのでアンヌプリのゲレンデと合流する手前からモイワに向かうトレースを辿るが緩斜面とはいえ太ももが疲れる。
モイワのレストランで一回休憩。

同じコースをもう一本。今度はもう吹きさらしの尾根には上がらず、途中からトラバスして850mの肩に向かう。一本目よりスキーヤーズレフト、やや奥側のラインを滑る。雪が降り出し視界悪くなる。

これでもうゲートアウトは終了。一旦ウッドペッカーズに戻って荷物を下ろし、あとはゲレンデで滑る。吹雪いて顔が痛かったが、頑張ってペア6本。

今シーズンのモイワのリフト価格。数年前を知る人は唖然としてしまうだろう。実際は宿泊割引でこの6割ぐらいだったが。

この日の温泉はU井さんの車で雪秩父へ。吹雪の中の露天風呂に大勢入っていた。
K村君は6時の夕食にちょっと遅れて帰還。高額リフト券に文句を言っていたが、この時間まで滑ればたぶん元は取っただろう。
Day 5 Annupuri
M手先輩はこの日で帰りの移動ということで、朝にお別れ。残り4人でアンヌプリスキー場へ。今日は山頂ゲートも空きそうとのこと。

ゴンドラで上がり、下のゲレンデを少し滑ってから、スキーを背負って山頂ゲートに向かう。

視界はイマイチ、ガスの中の登りだったが、次第にガスが切れてきた。

ニセコアンヌプリ南峰を越えるとヒラフからの人の波、大行列と共に北峰へ。

無事アンヌプリ登頂で記念撮影。写ってないが、周りにはめっちゃ人がいる。

雲が切れて北側・西側の展望も展けてきた。切り開きがあるのがワイスホルン、手前の白い台形の山がイワオヌプリか。ワイスは花園と統合されるとかの噂だったが、そのうちイワオにもゴンドラがかかったりして。
僕らはこの後、西尾根から鉱山の沢へ。

西尾根の雪庇の切れてるところから、鉱山の沢の斜面に入る。またガスが出て雪が降り、視界が悪くなった。適当なところから真っ直ぐ下りると、かなり急な斜面でスラフが落ちてくる。雪は今回一番のディープパウダーだった。


アンヌプリのゲレンデに戻ってレストランで休憩。だいぶ混雑、食券の自販機に大行列している。(で、何も買わなかった。)
U井さんはそのまま休憩ということで、3人でまたゴンドラに乗り、今度はG8から大沢に入る。朝イチではないので、既に大沢の斜面は右岸も左岸もトレースだらけ。それでもなかなかスリリングで面白かった。

U井さんと合流し、後はアンヌプリのゲレンデで滑ろうと言うことに。K村君は例によって最後まで滑ろうという体勢でここで別行動。3人で滑り始めるが、猛烈に雪が降ってきた。たまらずパラダイス・ヒュッテに逃げ込むがここも満員。なんとか椅子を確保して飲み物にあり付いた。下部ゲレンデも新雪が積もってきて面白かったが、早々に引き上げる。

ウッドペッカーズのアイドル、またはデストロイヤー、ハリー。だいぶ大人になってデストロイヤーの面は収まってきたそうだ。
この日は3人で先に幽泉閣へ。K村君は夕飯ギリギリに帰ってきた。
今年は冬型続きでどうかと思ったが、アンヌプリも山頂に登れたし、満足。
Day6 Fly or ride
最終日。荷造りやらあるので、午前中早めに上がる予定でモイワのゲレンデ。

今日はゲートは出ないでゲレンデスキー。晴れてきて、今回初めてのクワッドの尾根回りコースも気持ち良かった。後はペアリフトでメインバーンの圧雪。

アンヌプリの頂上も見えてきた。人は少な目。
時間を見て切り上げ、荷造りを済ませて、後はカップ麺など食べながらK村君を待つ。時間ギリギリまで追い込むのが彼の人生の流儀らしい。見習うべきか・・

予定の時間にウッドペッカーズを車で出発。途中の「まっかり温泉」に寄って、最後の入浴。のはずだったが、忘れ物が発覚、ウッドペッカーズに戻る。温泉はまた来年ですね。小樽経由で帰るU井さんとはここでお別れ。

おなじみ「きのこ王国」。昼を食い損ねたK村君はここで遅めの食事。
ところが、この辺りで「フライト欠航」のメールが入り雲行きが怪しくなってきた。別便に振り替え手配をしたものの、千歳に向かう道路はどんどん雪が深くなって来る。
結局千歳に着く頃には振り替えた便も含め仙台行きは欠航に。あー・・・

長万部駅の待合室。
仙台着は翌日の昼過ぎだった。
ウッドペッカーズの新谷さんも、相変わらずお元気で毎朝雪のチェックに行って雪崩情報を出されていた。ニセコ雪崩情報
それ自体は慶すべきことなのだが、今年の雪崩情報は新谷さんには珍しく、スキーヤー・スノーボーダーのマナー、それもバックカントリー以前のマナーに苦言を呈するような内容が目立った。よほどそういう事例が増えているのだろう。バックカントリーでも僕らの滞在中にアンベツ川に下りてしまう遭難騒ぎで、モイワの10番ゲートがクローズされてしまった。
ニセコはバックカントリーのフレッシュ・スノーにリフト・アクセスが容易で、しかも様々な斜面を滑走しても各ゲレンデベースへの帰り路が確保されている。ルールをきちんと守れば、パトロールやゲレンデ・スタッフと無用の衝突をする必要もない。人種・国籍・滑る道具を問わない、雪を愛する者たちの楽園だと感じてきた。しかし、楽園は何もせずに楽園なのではなく、多くの人達の努力によって守られている。それを維持することは大変だが、壊してしまうのは容易い。

Day 1 Moving
出発前から冬型に寒気、日本海側の大雪でそもそも飛行機が飛ぶのかと心配しながら、それでも仙台空港からY野さんと一緒に無事新千歳へ。ここでK村君と合流し、バジェット・レンタカーでニセコに向かう。バスよりだいぶん早いはずなのだが、きのこ王国で昼飯食ったりなんやかんやで、ウッドペッカーズに着いたのは3時前。先着のM手先輩としばらく振りの再会。で、今日はもう滑らなくていいや。きのこ王国で買い出ししてきたサッポロ・クラシックで早目の乾杯。(K村君だけはしっかり夕方まで滑っていたのは言うまでもない。)

帰ってきたK村君の運転で昆布駅そばの幽泉閣の温泉へ。去年までお世話になってた甘露の森は割引券もらっても千数百円とか。噂に聞くニセコ・バブル、ニセコ・インフレはここにも。
風呂から戻るとM木のI見さんグループも到着。賑やかな夕食となった。さて、明日はどうします?
Day 2 Bowls and russells
意外だったが、ニセコはしばらく雪が少なく、僕らが来る直前にどかっと降ってようやく雪が増えたとのこと。札幌雪祭りも雪の心配をしてたらしい。昨日は全ゲート・クローズだったそうで、今日は待ちかねたスキーヤーが朝から集結の予想。

登高会チーム4人(U井さんは新潟からのフェリー欠航で1日遅れになった)でまずはペアの列に並ぶ。M木チームは列のだいぶ前の方に並んでる。
まずはメインバーンで足慣らしを2、3本。きれいにピステンが入っていて気持ち良い。やっぱりモイワはいい。クワッドが動いて、ゲートアウトの前にゲレンデ内林間を一本。こちらもまあまあリセットされていて楽しい。じゃ、G6から見返りボウル行きますか。

まだあまり食われてないところを頂く。K村君が攻めた滑りで格好良かったのだが、この後自爆。沢底にはまって脱出に一苦労していた。彼は期待を裏切らない。

この後、モイワに戻るのにいつもの林道圧雪コースを期待して行ったら、まだ圧雪はなし、トレースもなしで下りラッセル。ルートを間違えて登り返したりで大汗をかくことになった。モイワに戻ってレストハウスで休憩。みんな行動食をかじる中、K村君は噂の2000円ラーメンを試していた。

天気は降ったり晴れたり。この後、モイワボウル1本、見返りの尾根ルートを2本。

2時を回ってM手先輩・Y野先輩は上がり。我々の年代だともうこれぐらいが定時退社。自分は整理体操ペア2本で終了。K村君はリフト終了まで残業。
夕方U井先輩が小樽着から苫小牧着に変更になったフェリーで到着。今日も5人で幽泉閣へ。(回数券でひと騒ぎあったような。)
昨日から一人で来られていて夕食テーブルが一緒だった方が、「Wの仲間」のE藤さんで、以前にお会いしていたことが判明。おかげで長目の夜になったが、幸いにして朝までとはならなかった。明日はお天気予想で山へ!
Day3 Summit
例年ニセコには千歳からのバスで来ていたので、ニセコに入ってからは交通手段がなく、行動範囲がモイワのリフトから行ける所に限られていた。そのためイワオかニトあたりが限界だったのだが、去年ニトに行ったのはえらく疲れた。今年はK村君の提案でレンタカー利用となり、またU井さんも車で来たのでいろいろ行動範囲が広がった。というわけで、好天予想のこの日は湯本温泉からチセヌプリ方面へ。遅れると駐車場が止めれないとか、諸々の事情で早い朝食、あわただしく早めに出発。

チセヌプリのCATスキー場に無事到着。K村君はいつのまにかお友達になってるYさん、E藤さんのパーティにはまってシャクナゲ岳に行くというので、登高会チームは4人でスタート。

CATスキー場に入ると怒られるとか、いろいろ噂を聞いていたが、ロープで区切られたすぐ外にトレースがあり、トレース沿いに登って行く。今年もか、と思うような上天気。

出発時点でチセに行くのかシャクナゲ岳に行くのか曖昧な感じだったが、トレースがチセに行ってるのでそのままチセの南面を登り出す。頂上近くは下地の雪がガリだし、急斜面、風も段々強くなってくる。頂上は結構ビュービューの風で早々に退避する。(頂上三角点からはずれていたらしいが、まあほぼ頂上なので、「登頂」とする。)

下りる準備をしている間に続々と後続パーティが上がってきた。すぐ後に来た人はポーランド系アメリカ人とか言ってたが、やたら日本語で話しかけてきた。で、一足先に滑り始めたら初っ端でパック雪に足を取られて転けて、ポーランド系に笑われた・・・斜面は良かったが雪は難しかった。

少し下ると普通にパウダーになって快適。
CATスキー場の高さまで下りて来ると、日射に照らされたせいか雪がてき面に重くなってきた。

どこか途中で遊んでもいいかなとも思ったが、頂上への登りが応えてもうOKということに。晴天は朝だけで、雪も降ってきた。午前中で行動終了、すぐ脇の雪秩父に移動して、のんびり雪中温泉。値段も安くて良いのだが、硫化水素対策で内風呂も窓が換気のために開いていてちょっと寒い。
ニセコ町のセブンイレブンに回ってカップラーメンを買い出し、ウッドペッカーズに戻ってすする。多分2000円ラーメンより美味い、と思う。
前日、残業のK村君がローカルの人と一緒にG10からのルートを滑って面白かったと言っていたのだが、その日にアンベツ川に迷った遭難騒ぎがあったようで、G10はクローズになってしまった。来る前から富良野で連日のように事故・遭難のニュースがあったが、ニセコも決して平穏ではないようだ。
Day4 West ridge
M手さんはアンヌプリの山頂に行きたがっていたのだが、この日は各山頂ゲートはクローズの見込み。朝食後何やら相談していたが、K村君はヒラフのゲレンデで滑るとのこと。G6は開けるとのことで、登高会チームあと4人でアンヌプリの西尾根を登って適当に滑ることに。I見さん達はこの日帰るので朝お別れ。WのE藤さんもお別れで、わざわざご挨拶頂いた。

G6ビーコンチェッカーを確認して外に出る。朝の内はパトロールが立っているが、ずっとはいない。ビーコンチェックも詰まるところ自分のため、そして自分の仲間のためだ。
この日西尾根を登るのは僕らが最初。ラッセルはそれ程でもないが、登るにつれて北側からの風が強くなる。

昨年滑った五色温泉の方に滑り込む案もあったのだが、この風向きではNG。910mまで登ったところで風下に退避。ここでスキンを剥いで下りることに。

尾根上を少し下りてから、見返りボウルに落ちる小尾根に下るライン。少し高度を下げると風の陰に入って視界も良くなり滑りやすくなった。ボウルに落ちるあたりは雪も良く快適。


沢底近くになるとあちこちからのトレースが集合して林間コースとなる。とはいえ沢があったり穴があったりで気は抜けない。一昨日懲りたのでアンヌプリのゲレンデと合流する手前からモイワに向かうトレースを辿るが緩斜面とはいえ太ももが疲れる。
モイワのレストランで一回休憩。

同じコースをもう一本。今度はもう吹きさらしの尾根には上がらず、途中からトラバスして850mの肩に向かう。一本目よりスキーヤーズレフト、やや奥側のラインを滑る。雪が降り出し視界悪くなる。

これでもうゲートアウトは終了。一旦ウッドペッカーズに戻って荷物を下ろし、あとはゲレンデで滑る。吹雪いて顔が痛かったが、頑張ってペア6本。

今シーズンのモイワのリフト価格。数年前を知る人は唖然としてしまうだろう。実際は宿泊割引でこの6割ぐらいだったが。

この日の温泉はU井さんの車で雪秩父へ。吹雪の中の露天風呂に大勢入っていた。
K村君は6時の夕食にちょっと遅れて帰還。高額リフト券に文句を言っていたが、この時間まで滑ればたぶん元は取っただろう。
Day 5 Annupuri
M手先輩はこの日で帰りの移動ということで、朝にお別れ。残り4人でアンヌプリスキー場へ。今日は山頂ゲートも空きそうとのこと。

ゴンドラで上がり、下のゲレンデを少し滑ってから、スキーを背負って山頂ゲートに向かう。

視界はイマイチ、ガスの中の登りだったが、次第にガスが切れてきた。

ニセコアンヌプリ南峰を越えるとヒラフからの人の波、大行列と共に北峰へ。

無事アンヌプリ登頂で記念撮影。写ってないが、周りにはめっちゃ人がいる。

雲が切れて北側・西側の展望も展けてきた。切り開きがあるのがワイスホルン、手前の白い台形の山がイワオヌプリか。ワイスは花園と統合されるとかの噂だったが、そのうちイワオにもゴンドラがかかったりして。
僕らはこの後、西尾根から鉱山の沢へ。

西尾根の雪庇の切れてるところから、鉱山の沢の斜面に入る。またガスが出て雪が降り、視界が悪くなった。適当なところから真っ直ぐ下りると、かなり急な斜面でスラフが落ちてくる。雪は今回一番のディープパウダーだった。


アンヌプリのゲレンデに戻ってレストランで休憩。だいぶ混雑、食券の自販機に大行列している。(で、何も買わなかった。)
U井さんはそのまま休憩ということで、3人でまたゴンドラに乗り、今度はG8から大沢に入る。朝イチではないので、既に大沢の斜面は右岸も左岸もトレースだらけ。それでもなかなかスリリングで面白かった。

U井さんと合流し、後はアンヌプリのゲレンデで滑ろうと言うことに。K村君は例によって最後まで滑ろうという体勢でここで別行動。3人で滑り始めるが、猛烈に雪が降ってきた。たまらずパラダイス・ヒュッテに逃げ込むがここも満員。なんとか椅子を確保して飲み物にあり付いた。下部ゲレンデも新雪が積もってきて面白かったが、早々に引き上げる。

ウッドペッカーズのアイドル、またはデストロイヤー、ハリー。だいぶ大人になってデストロイヤーの面は収まってきたそうだ。
この日は3人で先に幽泉閣へ。K村君は夕飯ギリギリに帰ってきた。
今年は冬型続きでどうかと思ったが、アンヌプリも山頂に登れたし、満足。
Day6 Fly or ride
最終日。荷造りやらあるので、午前中早めに上がる予定でモイワのゲレンデ。

今日はゲートは出ないでゲレンデスキー。晴れてきて、今回初めてのクワッドの尾根回りコースも気持ち良かった。後はペアリフトでメインバーンの圧雪。

アンヌプリの頂上も見えてきた。人は少な目。
時間を見て切り上げ、荷造りを済ませて、後はカップ麺など食べながらK村君を待つ。時間ギリギリまで追い込むのが彼の人生の流儀らしい。見習うべきか・・

予定の時間にウッドペッカーズを車で出発。途中の「まっかり温泉」に寄って、最後の入浴。のはずだったが、忘れ物が発覚、ウッドペッカーズに戻る。温泉はまた来年ですね。小樽経由で帰るU井さんとはここでお別れ。

おなじみ「きのこ王国」。昼を食い損ねたK村君はここで遅めの食事。
ところが、この辺りで「フライト欠航」のメールが入り雲行きが怪しくなってきた。別便に振り替え手配をしたものの、千歳に向かう道路はどんどん雪が深くなって来る。
結局千歳に着く頃には振り替えた便も含め仙台行きは欠航に。あー・・・

長万部駅の待合室。
仙台着は翌日の昼過ぎだった。
2025年2月2日 白沼届かず/船形・千古の森(敗退)
大人しくしているつもりだったのだが折角の上天気。午前中だけの予定で船形山中腹の白沼・長沼に行っってみようと思い立った。
この辺りではだいぶ前に「船形山最長滑降ルート」と称して船形山頂・薬師森から薬莱山方向、荒沢自然観へのルートに偵察含めて何度か通ったことがある。その流れで無雪期にMTBで林道を走っているときに白沼・長沼のある千湖の森キャンプ場も通ったことがある。今回はそこの冬景色を見てみようと。

鹿原(かのはら)から奥に入って行くと段々雪が増えてくる。除雪の終点に車を停めて、BCクロカンで歩き出す。しばし進むと別れ道。小さな看板によれば、千古の森は左だが、白沼に続くはずの右側に入る。しばらく杉林の中の道。くるぶし程度の浅いラッセルだが、まずは快調。

動物の足跡や小鳥の大群(何の鳥かわからないが、雲霞のごとく飛び回っていた)などを眺めながら歩く。道がカーブを繰り返すようになり、杉林が雑木林に変わる。

尾根を一つ乗り越すと伐採地に出て景色が明るくなった。
のはいいが、それと一緒に雪団子でスキーが滑らなくなる。

既に2時間歩き、白沼まではもう1時間はかかりそうだ。手前、標高450メートルの小さな沼で引き返すことにする。
-de466.jpeg)
沼の上474mの丘まで登る。本日の最高到達点。
正面に真っ白な栗駒山、左側に花渕山を眺める。右手前に頭を覗かせているのは薬莱山。
スキーを脱ぐとがっちり雪団子。
普通の山スキーと違って、クロカン・ウロコ板の場合は下りる際も板を脱ぐ必要もなく、まさに「踵を返す」だけでいいはずなのだが、この雪団子では。
丹念に雪を取ったのだが、歩き始めるとすぐにまた団子になる。来た道を戻るだけだが、延々雪団子との闘いとなった。
行程の半分を過ぎるとようやく団子から解放される。がっちり寒ければ雪は融けないので凍らない。暖かければ融けた雪は凍り付かない。ちょうど中間の雪温が団子になるようだ。とはいえ、何か対策できないものか。
それでも下りは早く、昼前に車に戻った。千古の森まで行くのは一日仕事と思ったほうが良さそうだ。何なら少し荷物を背負って、沼の畔でスノーキャンプもいいかな、など考えながら帰路に着く。
当たり前だが、最初から最後まで誰にも会わなかった冬晴れの日。
この辺りではだいぶ前に「船形山最長滑降ルート」と称して船形山頂・薬師森から薬莱山方向、荒沢自然観へのルートに偵察含めて何度か通ったことがある。その流れで無雪期にMTBで林道を走っているときに白沼・長沼のある千湖の森キャンプ場も通ったことがある。今回はそこの冬景色を見てみようと。

鹿原(かのはら)から奥に入って行くと段々雪が増えてくる。除雪の終点に車を停めて、BCクロカンで歩き出す。しばし進むと別れ道。小さな看板によれば、千古の森は左だが、白沼に続くはずの右側に入る。しばらく杉林の中の道。くるぶし程度の浅いラッセルだが、まずは快調。

動物の足跡や小鳥の大群(何の鳥かわからないが、雲霞のごとく飛び回っていた)などを眺めながら歩く。道がカーブを繰り返すようになり、杉林が雑木林に変わる。

尾根を一つ乗り越すと伐採地に出て景色が明るくなった。
のはいいが、それと一緒に雪団子でスキーが滑らなくなる。

既に2時間歩き、白沼まではもう1時間はかかりそうだ。手前、標高450メートルの小さな沼で引き返すことにする。
-de466.jpeg)
沼の上474mの丘まで登る。本日の最高到達点。
正面に真っ白な栗駒山、左側に花渕山を眺める。右手前に頭を覗かせているのは薬莱山。
スキーを脱ぐとがっちり雪団子。
普通の山スキーと違って、クロカン・ウロコ板の場合は下りる際も板を脱ぐ必要もなく、まさに「踵を返す」だけでいいはずなのだが、この雪団子では。
丹念に雪を取ったのだが、歩き始めるとすぐにまた団子になる。来た道を戻るだけだが、延々雪団子との闘いとなった。
行程の半分を過ぎるとようやく団子から解放される。がっちり寒ければ雪は融けないので凍らない。暖かければ融けた雪は凍り付かない。ちょうど中間の雪温が団子になるようだ。とはいえ、何か対策できないものか。
それでも下りは早く、昼前に車に戻った。千古の森まで行くのは一日仕事と思ったほうが良さそうだ。何なら少し荷物を背負って、沼の畔でスノーキャンプもいいかな、など考えながら帰路に着く。
当たり前だが、最初から最後まで誰にも会わなかった冬晴れの日。
2025年2月1日 ラング・タイム・ノー・シー/スプリングバレースキー場
この所またバックカントリーの事故やら遭難騒ぎやらのニュースをよく耳にする。富良野などは実際に前年比何倍だかで件数が増えているらしい。インバウンドが、とか高齢者が、とか批判の声も一緒に見るわけだが、個々の事象について詳細を知りうる訳ではないので、特に論評めいたことも言えない。ただニュースで知る案件の中でちょっと気になることがあった。
最近の例だが、小谷村のBCで用具破損により動けなくなり3人パーティが救助を要請というのがあった。また、少し前だが札幌近郊の春香山、奥手稲で1人の用具が破損し、2人が先に下山、歩いて下山の1人がオーバーナイトになったというのもあった。
これは、、用具の破損というのは大体にしてビンディングの場合が多いだろう。いや、ブーツ崩壊することもあるし、板だって折れないとは限らない。しかし、一番有りがちでしかも致命的になるのはやはりビンディングだろう。そして、ビンディングの破損といえば今どきはやはりTechビンディングではないか。(個人の感想です。)
もちろん、Techビンディングの耐久性、信頼性について客観的・統計的なデータを持っているわけではない。わけではないが、自分の周りでのトラブルはずいぶん見た。そして、Tech以前にほぼ市場独占状態だったディアミールが致命的に壊れたのは一回も見たことがない。(もちろん登行支柱周りの故障などはあるし、ビス抜けやロッドを折ったという強者の話は聞いたことはある。)
過去にもここでブツブツ愚痴を書いたことがあるが、Techビンディングは構造的に信頼性を求めるのには無理があると思う。もともとが山岳レースでの使用を想定して軽量化に割り切った作りだけに、それ以外の場面に向けて補強したりしても、重くなっただけで根本的な問題は解消されていないのではないか。(一回も使ったことのない個人の感想です。)
まあ、メーカーがそういうものとして市場で販売するのは勝手だが、それをデファクトスタンダードとして無批判に受け入れてしまっている消費者の方にこそ問題があるのかもしれない。メーカーも人気に右倣えするよりも、もっと信頼性と軽量化を両立させるような開発ができるのではないかとは思う。
この話題は言えば切りがないので閑話休題。

最近ラングのブーツを買った。もちろん僕のことなので中古リユース品。別にラングを買おうと思ったわけではなく、リサイクルショップに買いに行って、足が入って値段が手頃だったのがたまたまラングだったに過ぎないのだが。
だが、往年のスキーヤーにとって、ラングのブーツというのは少なからず思い入れがあるのではないか。僕が若かりし頃、上級者はラング、という暗黙の了解があった。(個人の感想です。)いや、個人の感想に留まらず、ホイチョイ・プロなどもずいぶんラング至上主義をずいぶん吹聴していた記憶がある。曰くキチキチのラングを履くのが上級者、一本滑ったらリフトに乗る前にバックルを解放するのが通、云々。。
それに乗せられて僕も、自分の足が合うかどうかも考えずにラングを履いていた時期があった。その頃はピンクのラングだった。その時上級者だったかどうかは不問にしてください。しかし初めて履いたラングは、確かにそれまで履いていたブーツとは一線を画すフィット感だったような記憶がある(ような気がする。。)
そのピンクラングは最終的にクラックが入って終了し、その後はツアーブーツがメインになったこともあり、パウダー滑るのにガチガチのフィットは要らないや、とゲレ靴もコンフォート系になった。それ以来幾十年振りかのラング。現在のラング・ブーツがどういう位置付けにあるのかも全く知識がないが、とりあえずは履いて見たいのが人情。午前中限定でスプリングバレーへ。
前日は暴風の天気、今日は風は収まったものの山はまだ小雪模様。だが昨日営業していなかったせいもあり、ゲレンデ状況は上々。ピステン・マークの上に新雪5センチと云ったところか。雪質でいえばニセコと大差ない(個人の感想です)。9時の営業開始に、クリッパーのリフトの運行が30分以上遅れたもののパウダーの感触ですっかり機嫌を直す。クレシェントはさらに遅れたが、一番乗りの人たちがさかんにスプレーを上げていた。
さてラングの感触だが、足が入る奴を選んだらサイズは26.5、普段の靴は25.5なのでつま先周りにだいぶ余裕がある。それでも甲周りは結構圧を感じるフィット感。踵もかなりタイトにホールドされる。おかげでいつも履いてるアトミックより操作にダイレクト感がある。といって、特に当たる場所もないので、つらい思いを強いられるわけでもない。この買い物は当たりだったようだ。(お値段は税別の9千円だった。年式は不明)

ゲレンデには巨大かまくらが登場。右側にある青いのはビーナスが生まれる貝殻のようだ。ヤング・ビーナス(5歳ぐらい?)が写真を撮っていた。
今日は山形から引き上げてきたフィッシャーIce Proで滑っていた。何十年選手だが、ずっと滑り慣れているのでやはり滑りやすい。最後にちょっとBandit Extreem Curveに履き替える。板の返りの速さは楽しいのだが、フィッシャーより明らかに滑りが悪くなっているようだ。何十年ノーメンテだから当たり前といえば当たり前だが、それはフィッシャーも同じ。使ってるかどうかでも差が出るようだ。
11時で終了して帰る。家でいろいろやる事が。。

家に帰ると、スノードロップが咲いてるのに気が付いた。明日が節分、明後日が立春か。冬は短い。
最近の例だが、小谷村のBCで用具破損により動けなくなり3人パーティが救助を要請というのがあった。また、少し前だが札幌近郊の春香山、奥手稲で1人の用具が破損し、2人が先に下山、歩いて下山の1人がオーバーナイトになったというのもあった。
これは、、用具の破損というのは大体にしてビンディングの場合が多いだろう。いや、ブーツ崩壊することもあるし、板だって折れないとは限らない。しかし、一番有りがちでしかも致命的になるのはやはりビンディングだろう。そして、ビンディングの破損といえば今どきはやはりTechビンディングではないか。(個人の感想です。)
もちろん、Techビンディングの耐久性、信頼性について客観的・統計的なデータを持っているわけではない。わけではないが、自分の周りでのトラブルはずいぶん見た。そして、Tech以前にほぼ市場独占状態だったディアミールが致命的に壊れたのは一回も見たことがない。(もちろん登行支柱周りの故障などはあるし、ビス抜けやロッドを折ったという強者の話は聞いたことはある。)
過去にもここでブツブツ愚痴を書いたことがあるが、Techビンディングは構造的に信頼性を求めるのには無理があると思う。もともとが山岳レースでの使用を想定して軽量化に割り切った作りだけに、それ以外の場面に向けて補強したりしても、重くなっただけで根本的な問題は解消されていないのではないか。(一回も使ったことのない個人の感想です。)
まあ、メーカーがそういうものとして市場で販売するのは勝手だが、それをデファクトスタンダードとして無批判に受け入れてしまっている消費者の方にこそ問題があるのかもしれない。メーカーも人気に右倣えするよりも、もっと信頼性と軽量化を両立させるような開発ができるのではないかとは思う。
この話題は言えば切りがないので閑話休題。

最近ラングのブーツを買った。もちろん僕のことなので中古リユース品。別にラングを買おうと思ったわけではなく、リサイクルショップに買いに行って、足が入って値段が手頃だったのがたまたまラングだったに過ぎないのだが。
だが、往年のスキーヤーにとって、ラングのブーツというのは少なからず思い入れがあるのではないか。僕が若かりし頃、上級者はラング、という暗黙の了解があった。(個人の感想です。)いや、個人の感想に留まらず、ホイチョイ・プロなどもずいぶんラング至上主義をずいぶん吹聴していた記憶がある。曰くキチキチのラングを履くのが上級者、一本滑ったらリフトに乗る前にバックルを解放するのが通、云々。。
それに乗せられて僕も、自分の足が合うかどうかも考えずにラングを履いていた時期があった。その頃はピンクのラングだった。その時上級者だったかどうかは不問にしてください。しかし初めて履いたラングは、確かにそれまで履いていたブーツとは一線を画すフィット感だったような記憶がある(ような気がする。。)
そのピンクラングは最終的にクラックが入って終了し、その後はツアーブーツがメインになったこともあり、パウダー滑るのにガチガチのフィットは要らないや、とゲレ靴もコンフォート系になった。それ以来幾十年振りかのラング。現在のラング・ブーツがどういう位置付けにあるのかも全く知識がないが、とりあえずは履いて見たいのが人情。午前中限定でスプリングバレーへ。
前日は暴風の天気、今日は風は収まったものの山はまだ小雪模様。だが昨日営業していなかったせいもあり、ゲレンデ状況は上々。ピステン・マークの上に新雪5センチと云ったところか。雪質でいえばニセコと大差ない(個人の感想です)。9時の営業開始に、クリッパーのリフトの運行が30分以上遅れたもののパウダーの感触ですっかり機嫌を直す。クレシェントはさらに遅れたが、一番乗りの人たちがさかんにスプレーを上げていた。
さてラングの感触だが、足が入る奴を選んだらサイズは26.5、普段の靴は25.5なのでつま先周りにだいぶ余裕がある。それでも甲周りは結構圧を感じるフィット感。踵もかなりタイトにホールドされる。おかげでいつも履いてるアトミックより操作にダイレクト感がある。といって、特に当たる場所もないので、つらい思いを強いられるわけでもない。この買い物は当たりだったようだ。(お値段は税別の9千円だった。年式は不明)

ゲレンデには巨大かまくらが登場。右側にある青いのはビーナスが生まれる貝殻のようだ。ヤング・ビーナス(5歳ぐらい?)が写真を撮っていた。
今日は山形から引き上げてきたフィッシャーIce Proで滑っていた。何十年選手だが、ずっと滑り慣れているのでやはり滑りやすい。最後にちょっとBandit Extreem Curveに履き替える。板の返りの速さは楽しいのだが、フィッシャーより明らかに滑りが悪くなっているようだ。何十年ノーメンテだから当たり前といえば当たり前だが、それはフィッシャーも同じ。使ってるかどうかでも差が出るようだ。
11時で終了して帰る。家でいろいろやる事が。。

家に帰ると、スノードロップが咲いてるのに気が付いた。明日が節分、明後日が立春か。冬は短い。
2025年1月26日 リフト・ツアー/蔵王温泉スキー場
朝の山形は霧の中。朝霧は晴れ、と今日も朝活へ。
晴れるはずなので今日は黒姫へ。8時半には着いたのだが、駐車場は既にほぼ満車。

シーズン2枚目の10時間券を買うのに窓口に並ぶ。窓口が一つだけなのでちょっと行列。何年か前には使えなかったクレジットカードもさすがに使えるようになってた。おっと今日はスキー子供の日か。(という程子供は見かけなかったが。)

晴れるつもりで来たのだが山の上は雲の中。
晴れ待ちでまずは大森までノンストップトレーニング。今日もコース状態は良好。
が、晴れるどころか雪が降ってきた。あきらめてリフト・ツアーに出発。ユートピアから連絡コース、菖蒲沼へ。菖蒲沼ゲレンデはほぼ無人。
ここでY野さんからショートメールが入る。「ユートピアにいる?」
いましたけどもう菖蒲沼。これから大平下りますと返信。Y野さんも黒姫にいるらしいが、ちょっともう合流はむずかしい。
菖蒲沼一本快適に滑った後、大平を下る。
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同じ写真のようだが、こちらはサンライズ。ここもほぼ人がいなかったが、10時を回ってやや人が出てきた。昨日と違ってうっすら積もり始めた雪がよく滑るのか、今日は板がよく走る。

サンライズの中森側のコースがポールトレーニングで閉めてあって、かもしか橋に行くのに遠回りと階段登行を強いられる。橋の上から休業中の大露天風呂を眺める。

橋を渡って中森ゲレンデ。リフトに乗って、めったに滑ることのない中森第二ゲレンデへ。ボトムまで一本で下りると整地状態も良好で気持ち良く滑れた。初心者が練習するなら横倉よりこっちの方が向いてると思うし、リフト2本分一気に滑れば結構いいコースだと思う。(リフトは遅いが・・)
さて、ここから黒姫に戻るには中央ロープウェイに乗るのが常道だろうが、紅葉峠を歩きパラダイス経由となると結構時間がかかる。一旦道路を歩いて横倉まで行く方が手っ取り早い。歩いても数百メートルで下り坂だ。
と、横倉まで歩いてきたのはいいが、この天気でもロープウェイ駅には長蛇の列。仕方ない、リフトで行くか。というわけで黒姫に戻るのにさらにリフト3本乗り継ぎとなる。滑るよりもリフトばかり乗っているようで、パラダイス回りとどっちが速いか怪しくなってきた。
すっかり身体が冷えてきたが、時計を見てぎりぎりもう一本、アストリア第3に乗り、百万人経由樹氷原から黒姫ボトムへラストラン。さあ帰ろう。今日は一体リフト何本乗ったんだろう。
この日は母を連れて天童最上川温泉ゆぴあへ。駐車場満車の大賑わいだったが、広い風呂はゆったりで温まった。天気も昼からようやく太陽が出てきた。来週はまた雪の予報、ゲレンデも樹氷もしばらくは安泰のようだ。
晴れるはずなので今日は黒姫へ。8時半には着いたのだが、駐車場は既にほぼ満車。

シーズン2枚目の10時間券を買うのに窓口に並ぶ。窓口が一つだけなのでちょっと行列。何年か前には使えなかったクレジットカードもさすがに使えるようになってた。おっと今日はスキー子供の日か。(という程子供は見かけなかったが。)

晴れるつもりで来たのだが山の上は雲の中。
晴れ待ちでまずは大森までノンストップトレーニング。今日もコース状態は良好。
が、晴れるどころか雪が降ってきた。あきらめてリフト・ツアーに出発。ユートピアから連絡コース、菖蒲沼へ。菖蒲沼ゲレンデはほぼ無人。
ここでY野さんからショートメールが入る。「ユートピアにいる?」
いましたけどもう菖蒲沼。これから大平下りますと返信。Y野さんも黒姫にいるらしいが、ちょっともう合流はむずかしい。
菖蒲沼一本快適に滑った後、大平を下る。
.jpeg)
同じ写真のようだが、こちらはサンライズ。ここもほぼ人がいなかったが、10時を回ってやや人が出てきた。昨日と違ってうっすら積もり始めた雪がよく滑るのか、今日は板がよく走る。

サンライズの中森側のコースがポールトレーニングで閉めてあって、かもしか橋に行くのに遠回りと階段登行を強いられる。橋の上から休業中の大露天風呂を眺める。

橋を渡って中森ゲレンデ。リフトに乗って、めったに滑ることのない中森第二ゲレンデへ。ボトムまで一本で下りると整地状態も良好で気持ち良く滑れた。初心者が練習するなら横倉よりこっちの方が向いてると思うし、リフト2本分一気に滑れば結構いいコースだと思う。(リフトは遅いが・・)
さて、ここから黒姫に戻るには中央ロープウェイに乗るのが常道だろうが、紅葉峠を歩きパラダイス経由となると結構時間がかかる。一旦道路を歩いて横倉まで行く方が手っ取り早い。歩いても数百メートルで下り坂だ。
と、横倉まで歩いてきたのはいいが、この天気でもロープウェイ駅には長蛇の列。仕方ない、リフトで行くか。というわけで黒姫に戻るのにさらにリフト3本乗り継ぎとなる。滑るよりもリフトばかり乗っているようで、パラダイス回りとどっちが速いか怪しくなってきた。
すっかり身体が冷えてきたが、時計を見てぎりぎりもう一本、アストリア第3に乗り、百万人経由樹氷原から黒姫ボトムへラストラン。さあ帰ろう。今日は一体リフト何本乗ったんだろう。
この日は母を連れて天童最上川温泉ゆぴあへ。駐車場満車の大賑わいだったが、広い風呂はゆったりで温まった。天気も昼からようやく太陽が出てきた。来週はまた雪の予報、ゲレンデも樹氷もしばらくは安泰のようだ。
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