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2月9-11日 厳冬快晴/八甲田

2月の3連休、我が山岳会には珍しく八甲田へ遠征。総勢5名(含むF野さん)。
東京からなら一飛びだが、仙台からだとなかなかに遠い。と言っても後部座席で寝てたわけですけど。。
それにしても厳冬期の八甲田、どんな天気かと身構えてたのに拍子抜けするほどのいい天気になった。
この日は大岳の避難小屋まで。小屋に入った後まずは八甲田大岳の山頂を踏む。個人的には何度も八甲田に来て初めての山頂だった。残念ながらこの頃にはガスに包まれ、小屋付近で滑るのもガスの中だった。
後は小屋を独占して宴会。

翌日は雪模様。風向きはなぜか東から。南岸低気圧が太平洋に抜けたようだ。
大岳経由でまずは仙人岱の小屋へ。こちらは大岳と違って結構人が多い。石油ストーブもあってなかなかに快適そうな小屋だ。一人石油1Lを持って来るのがルール?らしい。
居心地のいい小屋を出て、視界悪くいろいろ苦労しながら小岳を越える。高田大岳の登りはなかなかに長い。
高田大岳からいよいよの滑降。南斜面はしばらくガリガリで苦労する。しかし途中からは切り開き状パウダー斜面に。この山行最大の快適滑降だった(春に滑る残雪の三角斜面よりは西側、ほぼ真南の斜面)。
最後はだらだら坂から下りラッセルとなって、猿倉温泉分岐付近の車道に出る。車道にはトレースがありそれを追って猿倉温泉へ。先客が3張りほど、南八甲田に入る人らしかった。我々はあづまや状のトイレの建物の屋根の下でテント。これがなかなかに快適だった。この日も夜更けまでまたも宴会。。


最終日はまたも晴れた。高田大岳、昨日滑った斜面も良く見える。ちょっと隣のラインだと最初のガリガリ斜面もなかったか。それにしてもいい斜面だった。
笠松峠への車道をたどり途中からまっすぐ硫黄岳を目指す。ここでもF野さん元気一杯でセカンド以下を置き去りに。硫黄岳山頂からの八甲田の眺めも最高。
山頂からシュカブラ気味の斜面を滑り樹氷原の中へ。ルートを探しながら行くとやがて大岳環状ルートに合流。シュプールが多くなりだんだんスキー場っぽくなる。最後は狭い樹林のトレースから酸ヶ湯の前に出て来た。お昼前に行動終了。
ヒバ千人風呂に浸かった後、帰り際KマガイさんとYベさんに遭遇。K関さん達も来てますよ、とか。やっぱりヤマは狭い?
2月の八甲田でこんなに晴れるとは予想外だったが、おかげで実に楽しめた。リーダーのN田さんに多謝。


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Kマガイ

山は広くて狭いですね~。
僕たちも同じく3日間。ロープウェイフル稼働で、
1日目 ニセ田茂~大岳~小岳~雛岳~箒場小屋
2日目 元湯ルート
3日目 ニセ田茂~大岳~仙人岱小屋~硫黄ルート~酸ヶ湯
でした。山行もニアピンで更にビックリでした!
by Kマガイ (2008-02-17 03:26) 

kkagami

昨シーズンは湯殿山でしたが、今年は八甲田でしたね。天気が良くてラッキーでした。
今週は岳連の遭対のため2日連続でスプリングバレーに行ってました。
今日は泉ケ岳でもパフパフだったので滑りたかった!
by kkagami (2008-02-17 19:18) 

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