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2015年5月3−4日 Good mountain,bad snow/鳥海山・大清水小屋

GW、どたんばの計画で鳥海・大清水小屋へ一泊ツアー。O竹さんとM山さんと3人。
ゆっくり集合で祓川へ。下の駐車場まで満車で路駐も。ちょうどタイミング良く出た車があって、下の駐車場に納まる。連日の猛暑といってもいい陽気で、スタートから汗だくの予感。
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熱中症になりそうだが、登って行くといくらか涼しくなる。
O竹さんのGPSで1950mぐらいからトラバース開始。
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見上げる斜面にはアリンコのようにスキーヤー・ボーダーが群がっている。他の山の雪も少ないのか、鳥海に集中してる?
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しばしトラバース後、大清水小屋に向かって滑降。早くビールが飲みたい!
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唐獅子小屋を過ぎたあたりから、先週の月山同様にスキーが全く滑らなくなる。先週帰ってきてから、というより今回出掛ける直前に板にリムーバーかけたらものすごい厚さでタール状の黒い汚れが付着していてびっくりしたのだが、鳥海も同様らしい。
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滑らない雪とブッシュに阻まれそうなルートに苦労しながらも無事に大清水山荘に到着。久しぶりのお泊まり荷物でだいぶ疲れましたが、小屋前の湧き水でビールを冷やして、さあ飲みますか。

翌朝もいい天気。小屋の窓から雪の山頂と新緑の眺め。
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準備して7時過ぎに出発。
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このところの暖かさで、周辺のブナの新緑が実にあざやかだ。
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長い登りを我慢の子で唐獅子小屋。昨日よりは風もあって幾分涼しい。
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この小屋はきれいに片付いている。石油ストーブの灯油もたっぷり、ギターまである。
小屋で休んでいるとスノーモビルのエンジン音がすぐ近くに聞こえた。O竹さん情報ではこの前の遭難騒ぎ以来、祓川エリアでは自粛してるということだが、さすがにGWは活動中か。
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トラバース可能地点まで来て、一旦スキンを剥がしかけるが、せっかくのお天気だし山頂まで行きましょう。とはいえ、大清水から七高山まで標高差1400m弱、登っても登っても変わらない景色、きつい。。
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M山さんは山頂手前でトラバースルートへ。O竹さんと二人で七高山山頂。大清水ルートは無人境だったが祓川コースは今日も大賑わい。
山頂からの斜面は大勢の滑りまくったゲレンデ状の雪だが、まずまず爽快滑降。
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七ツ釜までは普通に雪も滑った。小屋上で大休止。他のパーティ(ガイドツアーか?)の滑りをあれこれ批評しながら眺める。タール雪ではボードはスキー以上につらいのでは?
七ツ釜下の急斜面を過ぎると、こちらもやっぱり滑らなくなる。最後はヒール解放クロカン滑りで駐車場へ。
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自分の板はブラックソールなのでわかりにくいが、O竹さんのソールはこういう状態。何十年滑ってきて、こんなのは初めての事態だ。ほんとに大陸からのPM2.5なのだろうか。。

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矢島の温泉に浸かってると雨がぽつぽつ。タール雪はいただけないが、最後までお天気が持って、久しぶりの山は楽しかった。帰ってみると山行前からの腰の違和感と全身の筋肉疲労。O竹さんM山さん見習ってまだまだ頑張らなくちゃ。
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コメント 2

いなみ弟

GWは尾瀬に行っていましたが、最終日センノ沢滑降中にやはりタール状の黒い物質が板の滑走面にこびりつき、全く滑らなくなりました。一体、何なんでしょうね?
by いなみ弟 (2015-05-07 12:50) 

kkagami

お久しぶりです。お元気で山に行かれてるようですね。兄上から時々お誘い頂いてもこの頃はなかなかタイミングが合わなくて残念です。
タール状物質、どこかの研究機関にでも分析してもらいたいですが、こんなのが毎年だとたまらないですね。
by kkagami (2015-05-09 11:01) 

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