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2月3日 節分の日は長〜い葉山

総勢4名で長井葉山へ。
小滝街道経由で白兎付近まではすぐだったが、登山口がわかりにくい。適当なところに駐車して登り出すとやっぱりちょっとずれていた。
森林公園の並木のような杉林に入り、鳥居のところから白兎尾根に取り付く。尾根に出ると傾斜のなだらかな尾根が続くものの、登山道が塹壕状にえぐれ立ち木も細かく、帰りが思いやられる。
標高800ぐらいからは一気の登りになり、背後に長井盆地の展望が大きく開ける。白鷹山をバックに雪に覆われた田畑の景色はまさに水墨画の世界。斜面もようやくスキー向きになってきた。

もっとも隣の尾根(勧進代尾根)の方が傾斜も樹林も良さそうに見えるのは「隣の芝生」か?一方正面の沢奥斜面は雪面に亀裂が多く、近くで見るとあまり魅力的ではない。
1100付近で稜線に出てさらにひと登りで山頂台地の一角に出る。古い赤布の方に進むと小屋に出た。登り4時間と見ていたが、結局4時間20分ほど。
すぐ後ろの神社の前で記念撮影してから、小屋に入ってお昼休み。
今日の山行目的は「山頂小屋でラーメンを食う」こと。そんなに気合いが入ってるわけではないが、結局2袋ずつ2回戦で4袋のラーメンを頂きました。葉山小屋は鉄骨造りで壁が薄くかなり寒そう。火の気がないと長井いや長居はできなさそうだ。

(O竹さんが記念撮影の準備中)

さて勧進代尾根も気になるが、今日のところは来た道を帰ることに。山頂付近はちょっとガスっぽくなってきた。最初の広い尾根はパウダーで実に快適、尾根の分岐まで一気。白兎尾根に入ると徐々に木が混んできて、雪もモナカっぽくなるが結構面白い。
800からは塹壕尾根をジェットコースター。立ち木はあるし横には逃げられないしスリル満点。なんとか怪我しないで鳥居まで下りた。最後の杉並木とその後の畑の雪原の直滑降が気持ち良かった。
南岸を低気圧が進み東京は雪が積もったらしいが、山形は最後まで薄日が射す穏やかな一日だった。

#いろいろ気になることがあり、帰ってきてから検索。
・白兎の葉山神社は大国主の白兎ではなく、高僧が白兎と白狐に導かれて開山したという伝承らしい。ちなみにここの神社は狛犬のかわりに一対の兎。
・直江兼続の朝日軍道は草岡のオケサ堀コースらしい。庄内側は大鳥ではなく鱒淵に通じていたとのこと。
・小滝街道の途中の長谷堂。「長谷堂城」の戦いは関ヶ原の際に上杉軍が最上氏を攻め、伊達氏が最上に加勢して上杉が破れた。この時の上杉軍を指揮していたのは直江兼続。(来年の大河ドラマだ)


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