12月25日 Weekday Christmas／蔵王温泉スキー場

このまましばらくプー太郎生活かとも思ったのだが、新しい職を得て甑岳の麓で毎日雪の葉山を眺めながら働いている。毎日と言っても雪の日が多くなり、葉山も雪雲の中に隠れて見えない日が多い。今までは心待ちにしていた雪だが、工事現場ではさすがに邪魔もの、厄介者でしかない。
というわけでこのところしばらく山形で起居しているのだが、休みがほとんど取れずスキーもさっぱり。雪は邪魔なほどあるのだが。。
クリスマスにようやく休日となり、やっとシーズン初の蔵王へ。スキー場までの道路はほとんどドライ、大森の駐車場に入ると平日は只らしい。もちろんガラガラ。今年もまた10時間券を買ってゲレンデに出ると、雪はバッチリついているが、ゲレンデもガラガラ。この人口密度はほとんどカナダのスキー場並みだ。平日の蔵王は考えてみると初めての経験でお馴染みのゲレンデも新鮮に感じる。それほど早く出てきたわけではないのだが、圧雪のカーペットがほとんど手付かずで残っている。
実質今シーズンの初滑りなので、のんびり全山をパトロール（？）

＃地蔵岳の樹氷もだいぶ出来上がっている。

平日だからこんなに圧雪してくれなくてもいいのに、と思うがスキー場としてはそういうわけにもいかないのだろう。サンライズに廻ると脇の狭いほうのコースに案の定、浅めながらパウダーが残っていた。

＃サンライズの横道。奥に鳥兜が見える。

朝は青空も覗いていたのだが、高鳥に廻る頃から蔵王らしいガスとなる。こうなると人がいない分目標物が見えず完全にホワイトアウト状態でまるで冬山だ。いやスキー場だって冬山には違いない。
三五郎小屋で早めに昼飯食った後、パラダイスでちょっと未知のスポットを探検した後、横倉へ。最後のリフトは残り時間2分で乗車、のんびりとか言いながら結局のセコさである。
それでも久しぶりに蔵王で3時間分滑ってやや疲れた。さて残り7時間分滑り切れるか、それとも足りなくなるか先の読めない今シーズンである。。