2024年1月6-8日 Sixties four, three days in 8mantai/八幡平・大黒森
年末から暖冬傾向が見えていて、年明け最初の3連休の計画はなるべく北の方に行こうと、久しぶりの八幡平にした。ずいぶん前に八幡平スキー場が閉鎖になりその後は行ってないのだが、その後もスキー場跡はバックカントリーな人たちで賑わっていると噂には聞いて、どうなってるか見たいのもあった。Y野さんからどこか行こうと言われていて、ニセコのプレトレも兼ねての計画。YのA部さんとM山さんも加わり、奇しくも60代4人の熟年パーティーである。
何年ぶりかの御在所駐車場。スキー場はなくなっても道路はちゃんと除雪されている。どころか既に駐車場は満車に近い。かつてスキー場のロッジがあった場所には巨大な地熱発電所が立っていて白い湯気を吹いている。
どこから入るか勝手がわからず戸惑うが、CATの通った道がありそこを辿る。奥の赤い鳥居には見覚えがあった。
CAT道を歩いていくと昔のリフトがあった場所があったりして、昔の記憶が蘇ってくる。CATは昔の迂回初級コースを通って上部ゲレンデから大黒森の頂上まで行っているようだ。おかげでまわりはそこそこ新雪だが全くラッセルなしで登ることができる。
大黒森の肩、ゲレンデ跡最上部から屋棟岳に向かう。登り返しがあるのでスキンは貼ったまま。ここはラッセルになり、一気に冬山らしくなる。
屋棟岳の屋根の棟中間、ちょっと鞍部状になったところから南東面に滑り込む。スキー場がやっている頃、この斜面が見えて滑りたいと思っていた。かつてはスキー場から楽に入れるお手軽ツアーだったらしいが、今も安比からのガイドツアーなどもあるようだ。今回最初の滑りがこの屋棟岳斜面になったが、疎林になかなかのパウダー急斜面。楽しい。
ルート取りはよくわからないが、斜面なりに凹状に吸い込まれる。
急斜面の最後はだいぶヤブっぽくなって1030mあたりの平場に降り立った。ここからC1022に出て、地形図の夏道ルートを目指したが、地図でわからないような小沢の横断が多く、スキンを貼り直す。なんとか地熱発電所よりあまり下げない地点に出たが、思わぬアルバイトだった。もっと積雪が増えれば状況が良くなるのか、それとももっと楽なライン取りがあるのだろうか。
予定よりちょっと遅くなったが、今回の宿、東八幡平温泉郷の「温泉ゲストハウスやすもり」に向かう。
「やすもり」は外観こそおっさん4人で泊まるにはメルヘンすぎる感じだが、家族風呂の温泉もいい湯加減で快適だった。完全素泊まりでレンチンやインスタントの食事になったが、酒飲みにはこれで十分。
二日目、車の屋根に数センチの積雪。山の上はもっと降ってるはず。
出だしで僕の腹具合がおかしくヤバかったが、なんとか昨日と同じCAT道を辿る。今日も駐車場は満車に近いが、見ていると大半の人はアスピーテライン・茶臼岳方向に向かっていって、このCAT道を登る人は意外に少ない。ローカルのおいしい選択がありそうだが、今日はM山さんとA部さんは早めに上がって仙台に帰るということなので、素直に旧ゲレンデを滑ることにする。
時折吹雪いてくるものの、そうひどくはならない。A部さんは新しいスキーのTechビンディングに苦労していたが、今日はだいぶ慣れてきたようだ。
2時間かからずに大黒森の旧ゲレンデトップに到着。ゲレンデ跡の広い斜面を滑る。
さすがに閉鎖後だいぶ年数が経っているので、部分的にだいぶブッシュが成長しているが、それでもルートを選べば楽しく滑れる。雪は文句ないパウダー。あと1m積もればブッシュもほとんど埋まりそうだが。
一旦CAT道に出て、仏ノ沢の急斜面に入る。
CAT道からは入り口がわかりにくいが、適当なところから樹林を抜けると急斜面の上に出た。雪庇っぽいのと、結構な新雪で最初びびったが、ドロップインしてみたら急斜面パウダーが待っていた。
ぱふぱふ
で
ほくほく
ちょうどお昼ぐらいに下りてきた。A部さんとM山さんは温泉入って帰るとのことで、ここでお別れ。
Y野さん、どうします?
とりあえず下倉スキー場へ移動。まずはゲレ食で昼食。この頃ほとんどゲレ食行かないが、、、カレーうどん1000円か。今は相場か安いぐらいなのかな。おいしかったです。
ちょっとだけ滑るか、とチケット売り場を見ると回数券はないらしい。1回券800円、3本乗ると2400円か。。。
Y野さんは休憩してるというので、一人で3枚買ってゲレンデトップへ。山頂から「SAJ公認コース」を滑降。楽しかったです。圧雪だけど良い雪でした。ちなみに「やすもり」でもらった優待割引券だとシニア一日券は3400円。かなりのお値打ち価格だと思う。
「記念撮影どうぞ」ということで、板を記念撮影してきたが、なぜキリン?
三日目の御在所駐車場も大賑わい。
昨日の仏ノ沢斜面が良かったので、茶臼方面には目もくれず今日も大黒森。昨日より空が明るいか。
この日はCATツアーも盛況か、何度もCATに追い抜かれたりすれ違ったり。
僕らを追い越して行ったCATのお客さんが大黒森から先に滑って行った。仏ノ沢の急斜面に出ると、CATパーティがたまっていた。
この辺に仁義があるかわからないが、とりあえずお先にドロップイン。あちらは大人数だし、こっちは自力で登ってるんだし。ともかく楽しかったです。
今日は御在所の盆地の底まで滑り降りた。ここでCATが待機中。(この日何度もすれ違ったCATのオペさん、僕らを見て笑っていた。すれ違う度に挨拶してくれる優しいオペさんだった。)まもなくCATパーティも続々と滑り降りてきた。外人さん、アメリカ人ぽい。三沢?即、CATに乗り込み2本目に旅立って行った。
ちょうど僕らが(彼らが)滑る時に天気好転、好天滑降だった。
一昨日滑った屋棟岳が見えた。最後にスキンを貼って駐車場まで登り返して終了。森乃湯で温泉入ってラーメン食って帰路へ。雪・天気・温泉・お酒、当たりでしたね、Y野さん。
帰ってから改めて調べると、八幡平のCATは「大黒森管理協同組合」というガイドさんたちの組合が協同運行している。夏場の刈り払い管理などもやられていてのBCツアーらしい。ありがたいことである。久しぶりの八幡平、良かったです。
何年ぶりかの御在所駐車場。スキー場はなくなっても道路はちゃんと除雪されている。どころか既に駐車場は満車に近い。かつてスキー場のロッジがあった場所には巨大な地熱発電所が立っていて白い湯気を吹いている。
どこから入るか勝手がわからず戸惑うが、CATの通った道がありそこを辿る。奥の赤い鳥居には見覚えがあった。
CAT道を歩いていくと昔のリフトがあった場所があったりして、昔の記憶が蘇ってくる。CATは昔の迂回初級コースを通って上部ゲレンデから大黒森の頂上まで行っているようだ。おかげでまわりはそこそこ新雪だが全くラッセルなしで登ることができる。
大黒森の肩、ゲレンデ跡最上部から屋棟岳に向かう。登り返しがあるのでスキンは貼ったまま。ここはラッセルになり、一気に冬山らしくなる。
屋棟岳の屋根の棟中間、ちょっと鞍部状になったところから南東面に滑り込む。スキー場がやっている頃、この斜面が見えて滑りたいと思っていた。かつてはスキー場から楽に入れるお手軽ツアーだったらしいが、今も安比からのガイドツアーなどもあるようだ。今回最初の滑りがこの屋棟岳斜面になったが、疎林になかなかのパウダー急斜面。楽しい。
ルート取りはよくわからないが、斜面なりに凹状に吸い込まれる。
急斜面の最後はだいぶヤブっぽくなって1030mあたりの平場に降り立った。ここからC1022に出て、地形図の夏道ルートを目指したが、地図でわからないような小沢の横断が多く、スキンを貼り直す。なんとか地熱発電所よりあまり下げない地点に出たが、思わぬアルバイトだった。もっと積雪が増えれば状況が良くなるのか、それとももっと楽なライン取りがあるのだろうか。
予定よりちょっと遅くなったが、今回の宿、東八幡平温泉郷の「温泉ゲストハウスやすもり」に向かう。
「やすもり」は外観こそおっさん4人で泊まるにはメルヘンすぎる感じだが、家族風呂の温泉もいい湯加減で快適だった。完全素泊まりでレンチンやインスタントの食事になったが、酒飲みにはこれで十分。
二日目、車の屋根に数センチの積雪。山の上はもっと降ってるはず。
出だしで僕の腹具合がおかしくヤバかったが、なんとか昨日と同じCAT道を辿る。今日も駐車場は満車に近いが、見ていると大半の人はアスピーテライン・茶臼岳方向に向かっていって、このCAT道を登る人は意外に少ない。ローカルのおいしい選択がありそうだが、今日はM山さんとA部さんは早めに上がって仙台に帰るということなので、素直に旧ゲレンデを滑ることにする。
時折吹雪いてくるものの、そうひどくはならない。A部さんは新しいスキーのTechビンディングに苦労していたが、今日はだいぶ慣れてきたようだ。
2時間かからずに大黒森の旧ゲレンデトップに到着。ゲレンデ跡の広い斜面を滑る。
さすがに閉鎖後だいぶ年数が経っているので、部分的にだいぶブッシュが成長しているが、それでもルートを選べば楽しく滑れる。雪は文句ないパウダー。あと1m積もればブッシュもほとんど埋まりそうだが。
一旦CAT道に出て、仏ノ沢の急斜面に入る。
CAT道からは入り口がわかりにくいが、適当なところから樹林を抜けると急斜面の上に出た。雪庇っぽいのと、結構な新雪で最初びびったが、ドロップインしてみたら急斜面パウダーが待っていた。
ぱふぱふ
で
ほくほく
ちょうどお昼ぐらいに下りてきた。A部さんとM山さんは温泉入って帰るとのことで、ここでお別れ。
Y野さん、どうします?
とりあえず下倉スキー場へ移動。まずはゲレ食で昼食。この頃ほとんどゲレ食行かないが、、、カレーうどん1000円か。今は相場か安いぐらいなのかな。おいしかったです。
ちょっとだけ滑るか、とチケット売り場を見ると回数券はないらしい。1回券800円、3本乗ると2400円か。。。
Y野さんは休憩してるというので、一人で3枚買ってゲレンデトップへ。山頂から「SAJ公認コース」を滑降。楽しかったです。圧雪だけど良い雪でした。ちなみに「やすもり」でもらった優待割引券だとシニア一日券は3400円。かなりのお値打ち価格だと思う。
「記念撮影どうぞ」ということで、板を記念撮影してきたが、なぜキリン?
三日目の御在所駐車場も大賑わい。
昨日の仏ノ沢斜面が良かったので、茶臼方面には目もくれず今日も大黒森。昨日より空が明るいか。
この日はCATツアーも盛況か、何度もCATに追い抜かれたりすれ違ったり。
僕らを追い越して行ったCATのお客さんが大黒森から先に滑って行った。仏ノ沢の急斜面に出ると、CATパーティがたまっていた。
この辺に仁義があるかわからないが、とりあえずお先にドロップイン。あちらは大人数だし、こっちは自力で登ってるんだし。ともかく楽しかったです。
今日は御在所の盆地の底まで滑り降りた。ここでCATが待機中。(この日何度もすれ違ったCATのオペさん、僕らを見て笑っていた。すれ違う度に挨拶してくれる優しいオペさんだった。)まもなくCATパーティも続々と滑り降りてきた。外人さん、アメリカ人ぽい。三沢?即、CATに乗り込み2本目に旅立って行った。
ちょうど僕らが(彼らが)滑る時に天気好転、好天滑降だった。
一昨日滑った屋棟岳が見えた。最後にスキンを貼って駐車場まで登り返して終了。森乃湯で温泉入ってラーメン食って帰路へ。雪・天気・温泉・お酒、当たりでしたね、Y野さん。
帰ってから改めて調べると、八幡平のCATは「大黒森管理協同組合」というガイドさんたちの組合が協同運行している。夏場の刈り払い管理などもやられていてのBCツアーらしい。ありがたいことである。久しぶりの八幡平、良かったです。
2024-01-08 17:52
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