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2024年3月16日 春雪ワークマン/蔵王温泉スキー場

しばらく着ていたコロンビアのウェア、今は「アウター」とか言うのか。(昔ジャンバーがある日ブルゾンとかいう聞き慣れない名前に変わった日の居心地の悪さを思い出す。)そのアウターだが、今年着ていて、脱いだ時に中の服に白い粉というかホコリがたくさん着いているのに気がついた。要はアウターの生地の裏面の防水コーティングが劣化してボロボロ落ちてきたのだ。ゴアテックスではこういう事に遭ったことはないが、やはり安物のゴアテックスもどき、これぞ「安物買いの銭失い」かとある意味納得した。いずれにしても、脱ぐたびに白いホコリまみれになるのは頂けない、このアウターは終わりにして新しいのを買うか。と思っていた矢先、手袋でも買おうとワークマンを覗いてみた。
余談だが、かつて一世を風靡した携帯型オーディオプレイヤーWalkman、英語としては実に変な英語であるらしく、当初海外では別の名前で発売されたのだが、程なくWalkmanの名前と共に世界を席巻し、この変な名前もすっかり市民権を得て一般名詞化して辞書にも載ってしまったとか。この話から推測するにWorkmanも「変な英語」なのではなかろうか。ついでに余談だが、ワークマンが今日の大をなすに至ったのには、あの吉幾三先生のCMを抜きにして考えることは出来まい。「行こうみんなのワークマン!」のCMと共に微笑む鉢巻姿の幾三先生の笑顔は、社会のインフラを支える職人たちの象徴であったはずだ。
そんなワークマンも近頃はキャンプブームに便乗、アウトドア関連に注力してワークマンプラスとかいう店舗を展開している。僕の立ち寄ったのもそのプラス店舗。眺めていると、良さげな、というか特に不足のなさそうな「アウター」を売っている。しかも値段はPゴニアやらAテリクスやら北壁やらの一桁下である。おいおい安物買いの銭失いはどうした、という声が聞こえそうだが、ここは僕が人柱となって実証試験に臨んでやろうという漢気と思ってください。

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前日の風が朝も収まらず、笹谷峠は暴風気味。山形の盆地に下りると穏やかになったものの、上空はまだ雲の動きが早い。黒姫から頂上経由の上の台というのは諦めて、久々の竜山Pへ。麓の雪はすっかり春の雪。ピステンマークが凍っている。スカイケーブルからまずはダイヤモンド。リフト下のトラックは先週降った時のものだろう。この標高では凍ったザラメを新雪がカバーしていた。

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先週に引き続いて、春山に備えて板はエシック。どこでも滑れる板だが固い雪ではさすがにちょっとつらい。特に麓の日陰斜面はかなりアイシーでエッジが流される。流されるなりに滑れるのも俺のワザと思ったりするが、そんなわけないか。

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中央から大平コースを下りてサンライズはなぜか全面ジャガイモだらけ。珍しく滑りにくい仕上がりだった。最後はハーネンカムクワッドを回すが、凍ってるところはなかなか厳しい。上の台は日当たりで雪が緩みシャーベット状の春雪だった。

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天気はどんどん回復、朝日連峰も見えてきた。

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竜山ゲレンデも雪はまだしっかりあるのだが、今シーズンは終了。もったいない感じだが人手やら経費やらいろいろあるのだろう。
ワークマンのウェア、この天気では何着てても問題になるはずもなく。まあしばらくこれで行ってみよう。明日ははや彼岸の入りだとか。山もすっかり春の気配だった。
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