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12月7日 厳寒インシュロック/蔵王・刈田岳

Yのメンバー7人で刈田へ。
某所駐車場に珍しくほぼ時間通りに集合。しかしこの人数、このメンバー、珍道中になりそうな予感。

前々日にオープンしたすみかわスキー場、その時にも滑りにきたO竹さんによればやはりパウダー三昧だったそうだ。今日もそこそこ客が来ている。
と、駐車場で第一の事件発生。T橋さんが「誰かワカン持って来てない?」
間違ってゲレンデ板を持ってきてしまったらしい。
それにシール貼れば歩けるんじゃない?とか無責任なことを言うが、結局ツボ足で行けるとこまで行って戻るということに。
最初のリフト2本はウォーミングアップ代わりに歩くことに。T橋さんもツボ足でゲレンデを行く。
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後見のリフトに乗ってゲレンデトップから歩き出すが、観光道路に入るとすねぐらいのラッセルになり(先行のトレースあり)、ツボ足では厳しい状態に。ここでT橋さんは早々にリタイア。

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大雪とは言っても中央ツアーコースはまだブッシュが埋まらない状態。ツアーコースには入らずそのまま車道上を進む。先行のトレースはエコーライン手前で引き返したようだった。そこからはひたすら車道上のラッセルになる。
井戸沢のやや手前でO竹さんの片方のシールが見事に剥がれる。Gekkoのシールはこうなるとなかなか付かない。そこはかねて準備のインシュロックでしばって、と思いきやインシュロックがブチブチ切れる。買ってから年数立ち過ぎて劣化しているのか、それとも品質の問題か。仕事で毎日インシュロックのお世話になってる立場から言うと、本物のインシュロック(ヘラマンタイトン)とホームセンターのと100円ショップのでは品質・性能に天地の差があると思うよ。
O竹さん、なんとかシールを処置して井戸沢まできた。
雪崩もヤバそうなので右岸を登るが、またいっそう厳しいラッセル。急な上にパック気味の雪はなかなかトップが出てこない。山頂に近づくほどにいつも通りのブリザード、体は凍え顔面は凍傷になりそう。なんでみんな戻ろうって言わないの?
結構必死モードで刈田山頂避難小屋に潜り込む。
こんな時の避難小屋はほんとにありがたいが、逆に言うと小屋があるから無理して登ってきちゃうとも言えそうだ。
小屋の中には新しい噴火対策用のヘルメットが結構な数供えられていた。それはいいが、山形蔵王でも遠刈田温泉でも火山活動の影響でキャンセルが相次いでいるらしい。一概に風評被害とも言えないが、なんだかなあ。。

さあ下りましょう。
井戸沢の沢身は避けようと言ってたのに、ついつい沢のほうに引っ張り込まれる。右岸に逃げようとするといやらしい斜面のトラバスに。表面のパックスノーには時々クラックが入り気持ち悪い。
尾根上に出るとようやく滑降になるが、雪が重く結構苦労する。

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#それでもベテランはさすが手堅く滑って来る。

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O竹さんは板が外れまくっている。おニューのブーツにビンディングの調整がイマイチだった模様。
車道滑降でも外れる状態なので調整。待ってるのは寒いので、「貸して」とドライバーを取り出す。解放強度4じゃあ外れるでしょう。11にする?

長い車道滑降もあまり滑らず、下りラッセルで時間がかかった。
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ゲレンデに戻る頃にようやく天気がよくなった。T橋さんが待ちくたびれてるでしょうからさっさと下りましょう。

大雪とはいえ12月、ツアーコースにはもう少し雪がいりそう。体の冷えきる寒い一日だったがいいトレーニングにはなったかな。(ほぼ耐寒訓練。。)お疲れ様でした。
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