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2015年12月6日 Into the inner world/蔵王温泉スキー場

一週間前の日曜日、家でクルマのタイヤ交換をやってた時、ナットを緩めるためにレンチをぐっと右足で踏んづけた瞬間に左腰に電撃のようなショックが走った。「うわ、ついにやっちまったか、、」
その場はなんとか立ち上がったが、その後断続的に痛みが走り、寝た姿勢から寝返りを打ったり起き上がる動作ができなくなった。これがいわゆる「ギックリ腰」か。
病院でコルセットと湿布薬を出してもらい、しばらく大人しくしてようと心に誓った。もう1台残ったタイヤ交換ももう自分ではやるまい。

ところが、生涯初のギックリ腰も幸いにして軽傷だったのか週末にはほぼ痛みもなくなった。そして遅れていた山の雪もこのところの冬型でだいぶ積もったらしい。これはやはり滑りに行けという天の声ではないだろうか。
ヨメに相当の顰蹙を買いつつゆっくり8時頃に家を出る。無料開放中の西蔵王高原ラインを通り、樹氷橋を渡るあたりでいくらか路面に雪が出てきた。中央ロープウェイの駐車場はすでに満車で、センタープラザ裏の駐車場に潜り込む。

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温泉のレベルまでしっかり雪が積もっているものの、ゲレンデ準備はまだまだのようで、本日の運行リフトは3本だけとのこと。今年も10時間券を買って100人乗りで鳥兜へ。

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まずは定点観測。
いつになく念入りに準備体操ストレッチをやってからの初滑り。プロスポーツ選手が引退に追い込まれるのはやっぱり怪我や故障がからんでということが多いようだ。1日でも長く滑るためにも、これからは自分の肉体の発する内なる声に耳を傾けなければならない。
ギックリ腰明けは恐る恐るの初滑りとなった。
こことユートピアと温泉のリフトしか動いてないので、中央ゲレンデはそこそこ混んでいる。雪質はまずまずだが、さすがにここだけではつらい。
スカイケーブルは動いているということなので、見返りから高鳥へ。高鳥の入り口は滑走禁止のロープが張ってあるのだが、普通に人が滑っている。確かに雪付きの悪いところやブッシュの出ているところはあるが、上の台まで半圧雪状態で普通に降りられた。鳥兜リフトのショートコースよりははるかに楽しめる。
下の方は雪質が悪く半モナカで太ももに堪えるが、腰は大丈夫のようだ。
それにしてもスカイケーブル単独で動かしても滑走禁止の高鳥コースを滑る以外にないはずなのだが、その辺はスキー場側も黙認のようだ。ここはお互いに突っ込まないのが大人の対応だろう。スカイケーブル数本往復。
一旦カモシカ橋を渡って中森に戻る。もう一度100人乗りに乗り、鳥兜山頂で玉コンとコーヒーでブレイク。意図的に休憩を取らないと内なる声を聞き逃してしまう。とにかく今日は腰を傷めずに帰ることが目標なのである。

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天気が良くなってきて雲の切れ間から山形神室が輝いている。

最後はハーネンカム途中から林道をトラバスでサンライズに出る。
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無人のサンライズ

ちょうど正午に初滑り終了。
成沢あたりの新しいラーメン屋でラーメンと餃子食って、実家によって青菜漬けもらって、臥龍温泉で身体を癒して帰る。(温泉に入ってこいとヨメに厳命されたので。。)
ちょうど1年前の同日初滑りは無茶苦茶パウダーだったが、まず普通に上々の初滑りであったと日記には書いておこう。湿布はまだ貼っている。

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