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2020年12月19・20日 New snow in town/蔵王温泉スキー場

Ooh,woo
Everybody's talkin' about the new snow in town,
Ooh woo
Everybody's skiing on the new snow in town,
Ooh woo
There's a new snow in town
I don't want to hear it

ええ、もちろんEagles、「New Kid In Town」のパクリですが、何か?

先週の僕のお賽銭100円が効果を現したらしく、週明けから冬型が続き待望の雪となった。早くから今年は大雪の予報を出していた気象庁も、当てずっぽうで予報を出しているわけではないようだ。少なくとも気象台の裏庭に下駄が転がっているということはなさそうだ。
それにしても、降れば土砂降りとはいうが、暖冬に慣れきった日本列島にいきなりのドカ雪は災害として降りかかってくる。関越道の立ち往生は二日経っても解消せず。山形の母に電話すると、山形でも「すごい降った」と云う。こりゃ除雪機を久々に動かさないと車庫にも入れないか。

土曜の朝山形に向かう車中、一週間で様変わりした笹谷街道の雪景色を眺めながら、俺は一体人生で何回この峠を越えるのだろう?としばし感傷にふける。慣れた道とはいえ、真冬の寒気下の気象条件では峠越えは緊張を強いられるのだ。

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高湯から圧雪の坂を登りつめて、さて駐車場に入れるのかと不安に思いながら進むと、いつもの竜山駐車場はちゃんと除雪されていて無料開放中だった。一週間前が嘘のように完璧に雪に覆われている。そして車は少ない。

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スカイケーブル、ジュピア前もしっかり雪が積もっている。まずはスカイケーブルで高鳥コースへ。
いつも通り高取上部は視界ゼロ。雪の方はというと期待した程パウダーではない。しっかり圧雪した上を化粧雪程度が覆っている。このいきなりのハイシーズン入り、ゲレンデ整備の努力に感謝すべきなのだろう。温泉のカベに出るあたりから幾分視界は良くなり、壁の両脇にいくらか踏み残しがある。といっても既に朝イチではないのでそれもボコボコだが。それでも我が古き相棒XXXには持ってこいのコンディション。
ドカ雪後の週末というのに、やはりコロナ下、ゲレンデはガラガラだ。

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今日はハーネンカムクワッドこそ動いていないが、温泉クワッドも稼働している。スカイケーブルより速度が速いし、上はホワイトアウトなので温泉クワッド中心に滑る。乗車中に体が冷えるのは致し方ない。先週の白マスクに懲りて、今回はバラクラバ、いわゆる目出し帽タイプのマスクを買ってきた。口元にフィルターが仕込めるようになってる優れもの、のはずだ。が口元の結露の不快感こそだいぶマシだが、ぜいぜいいうと息が苦しいし、結局ゴーグルが曇るのは同じようだ。素頭にメットよりは頭が寒くないだけ儲け物と思って被り続ける。
見返りリフトからハーネンカムコースを覗いてみてもやはりほぼ圧雪されている。上の台の動いていないシングルリフト下で短い手付かずパウダーを楽しんで、ちょうどお時間となる。

実家に戻ってせめて雪かきぐらいするか、と除雪機を動かそうとするがうんともすんとも言わない。昨冬は一度も出動機会なく、バッテリーが完全にダメなようだ。スノーダンプでちょろちょろっとやってお茶を濁す。

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夜間にもう一降り、という感じの予報だったが、明け方にはさほど積もっていなかった。しかし朝飯を食ってる間に結構な降りとなり、車を出す頃には山形でも15センチぐらいのニュースノー。どうせ早く行ってもリフトが動くまいとゆっくり出たつもりだったが、横倉のロープウェイ駐車場(本日無料!)に入ると横倉第一もまだ動いていなかった。しかし準備しているうちに丁度いいタイミングで運転開始のアナウンス、三番乗りぐらいで乗車する。たぶんこっちも夜間に圧雪した後の朝の雪らしく、横倉第一の広いバーンが一面のパウダー。めったに出会わない状況で気分はハイシーズン。
何本か滑って、これならお壁参りも、とアストリアリフトを乗り継いで横倉の壁に向かう。

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出遅れたので、こちらは既にだいぶシュプールが入っているが、久々に状態のいいお壁参りを楽しめた。今日は大森も稼働なので、一番乗りを狙うなら大森始発だったな。と思いながら2本目、3本目とカベのパウダーに突っ込んで息をぜいぜいさせる。
大森ジャイアントに転戦すると、こちらはさらにもう踏まれていてボコボコ状態。それもまた楽しいが、大森は堅バーンの高速ターンの方が楽しい気がする。

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最後は横倉ゲレンデに戻り、アストリア第一から今年も動かない横倉第二側の斜面のパウダーへ。こちら側を滑る人が少ないせいで食い放題だった。そもそも日曜の今日も日曜とは思えないガラガラ具合なのだが。
一旦青空も見えた天気がまた悪化してガスが下がってきたところで時間となる。ともかくゲレンデは久々に12月とは思えない仕上がり、シーズンに期待できる幕開けになった。

昼から午後も断続的に雪は降り続け、帰りの峠越えは昨日以上に真冬の厳しさだった。しばらくは寒波ウェルカムだが寒いのは苦手なんだよな。
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