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2020年12月12日 神頼み/蔵王温泉スキー場

さて、新しい生活様式もすっかり身に付いてしまった。なんだかんだでもう師走、結局のところコロナの一年であった。しかも未だ収束は見えないどころか、第三波がまさに拡大中という状態である。
山の雪の方はといえば、月山は11月中に真っ白にはなったものの後が続かず。滑りに行った人の話でもどうも食指をそそられる状況ではなさそうだった。12月に入っても雪の気配はなく、蔵王は真っ黒けの山が続いている。それでも降雪機やら何やらで10日にはようやく中央ゲレンデがオープンしたと聞き、満を持して出動。

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まあ予想通りではあるが、高湯、上の台はこのように全く雪はない。記録的な少雪であった昨シーズンでも10日の初滑りの時点で既にハーンネンカムを滑り降りているのだから、それ以上の雪の少なさである。
中央ゲレンデだから101人乗りで鳥兜に行けばいいのだが、今日は「密」を避けてスカイケーブルへ。

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さて、スカイケーブルを降りてまずは蔵王大権現にお参り。
コロナの収束がどうなるかというのは「神のみぞ知る」。これは感染症医療の専門家や政府高官の一致した見解であって、ほぼ間違いない。したがって我々一般国民にできることはまず神頼みである。疫病退散、今シーズンのスキーの無事故無災害、家内安全、商売繁盛、その他諸々を100円玉一個に込めて祈願する。

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幸いにして見返りリフトも今日から運行とのこと。101人乗りを嫌ってスカイケーブルに来た時点で中央ゲレンデまでの歩きを覚悟していたのでありがたい。
と思ったら時間が早すぎたか、(といってももうすぐ9時だが、)リフトは動いていない。結局、先行のジュニアレーサー等を追ってドッコ沼脇の林道を歩くことになった。まあ初滑り前の準備運動と思えば腹も立たない。それよりもこの歳になって今年は体のあちこちにガタが出てきたようだ。腰はもうすっかり持病となってしまったが、股関節にも痛みが出てきたのが気になる。全体的に筋力も落ちているのだろう、スキー板を持ち上げた時に年々重く感じるような気がする。

それでもツボ足でジュニアを追い越してゲレンデ到着。ゲレンデは真っ白なガスの中、定点観測の写真を撮る気にもならない。初滑り前のストレッチでも股関節がちょっと気になる。
さあ、初滑り。雪質はウェット、斜面は凸凹、ところどころブッシュが覗いている。でもスキーは楽しい。最初の一本はまさにおっかなびっくりだったが、2本、3本と滑るうちに感覚が戻ってくる。
それにしても、ゲレンデの人もやはり大半はマスクをしている。自分も顔面剥き出しは気が引けるような生活習慣になってしまっているので、普段の使い捨て白マスクをしてきたのだが、眼鏡同様にマスクをしてるとやはりゴーグルも曇ってくる。しかも外気が寒いのでマスクの内側がすぐにびしょびしょに結露してくる。今日は風もなく寒さも厳しくないのでゴーグルを外してマスクだけで滑るが、このマスク問題、今シーズンの重要課題である。

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小一時間滑って休憩に入る。明かりがついていたので三五郎小屋へ。のんびりドリンクバーのコーヒーを飲む。看板娘も元気そうだ。
休憩後ゲレンデに戻るとリフト待ちの行列が長く伸びてゲレンデを横断、斜面にまで一部かかっている。これはたまらん、とドッコ沼の脇をスケーティングして見返りリフトへ。しばらく中央ゲレンデードッコ沼スケーティングー見返りリフトを繰り返してスケーティングと階段登高の練習もばっちり。結局正味2時間ぐらいで撤収、スカイケーブル下り乗車。

あまりの雪の少なさにやきもきしそうな状況だったが、週明けの月曜からしばらく雪の予報が続いているので、なんとなく気持ちに余裕がもてる初滑りだった。後は予報通りしっかり降ってくれるか、こればっかりは本当に神のみぞ知るだが。。
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