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2024年3月23日 黒姫三五郎/蔵王温泉スキー場

岩手山の会山行に参加するつもりだったのだが、日曜日に用事が入りキャンセル。せめてと土曜日に熊野のバックボウルにでも行こうと計画書を書いたものの、天気予報が悪い方に振れてこれも止めた。結局午前中だけ蔵王のゲレンデへ。まあリフト券の消化もあるので丁度いいか。
蔵王に向かう車窓からは、高曇りながら山が良く見えた。熊野の東面は真っ白で丸山沢もしっかり雪が付いているようだ。

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黒姫の駐車場まで路面はほとんど出ていたが、ここに来て一生懸命雪が降っているようで、先週よりも雪が増えているように感じる。

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黒姫トップのパトロール小屋も一階がほぼ雪の中になった。

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まっすぐフニテルで地蔵山頂駅へ。風が強いのかだいぶ速度が遅い。
山頂駅付近は樹氷っぽいのが出来ていてまだ冬の様相だ。一旦樹氷が融けてしまったこともあり、観光客の姿は少なくなった。

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午前中から雪になる予報だったが、西の山もまだきれいくっきり見えている。日が当たっているのか、真っ白に光っている。天気が持っていてありがたいのだが、少し損したような気分になる。
ザンゲ坂も人がいないので滑りやすい。

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パラダイスで植生観察含めて3本ばかり滑り、片貝リフトで中央へ。1時間区切りまで滑って三五郎に行く。

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いつも休憩なしで2時間滑り通しだが、久しぶりに三五郎で休憩。といってもドリンクバーのコーヒーだけだが、これが600円。他のメニューの値段だけ見てみると、スパゲッテイ・カレーの類いが1500円前後。まあ、いまどきのゲレ食としては標準的な値段か。ニセコ価格には追いついていないようだ。
時間が早いこともあって空いており、居心地は大変よろしい。雪はまだ降らない。

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休憩後は菖蒲沼を一本経由してパラダイスから樹氷原コースへ。ユートピアのトップから百万人経由で大森までノンストップラン。ほとんどガリもなく、ゲレンデ状況はすこぶる良い。今日はエシックも良く滑る。後は黒姫のクワッドで時間まで。黒姫スーパーGの最初の壁が少し凍っていたが、少しエッジを磨いたせいか大丈夫だった。
駐車場に戻ると同時に雪が降り出す。天気予報は当たったようだ。
実家に寄ると、便所の電気が切れたというので、球を買ってきて交換する。仙台への帰り道は雪から雨で未練なくて済む。エコーラインの除雪のニュースでは頂上付近の雪は平年並みとか。春山は普通に楽しめそうだ。

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2024年3月16日 春雪ワークマン/蔵王温泉スキー場

しばらく着ていたコロンビアのウェア、今は「アウター」とか言うのか。(昔ジャンバーがある日ブルゾンとかいう聞き慣れない名前に変わった日の居心地の悪さを思い出す。)そのアウターだが、今年着ていて、脱いだ時に中の服に白い粉というかホコリがたくさん着いているのに気がついた。要はアウターの生地の裏面の防水コーティングが劣化してボロボロ落ちてきたのだ。ゴアテックスではこういう事に遭ったことはないが、やはり安物のゴアテックスもどき、これぞ「安物買いの銭失い」かとある意味納得した。いずれにしても、脱ぐたびに白いホコリまみれになるのは頂けない、このアウターは終わりにして新しいのを買うか。と思っていた矢先、手袋でも買おうとワークマンを覗いてみた。
余談だが、かつて一世を風靡した携帯型オーディオプレイヤーWalkman、英語としては実に変な英語であるらしく、当初海外では別の名前で発売されたのだが、程なくWalkmanの名前と共に世界を席巻し、この変な名前もすっかり市民権を得て一般名詞化して辞書にも載ってしまったとか。この話から推測するにWorkmanも「変な英語」なのではなかろうか。ついでに余談だが、ワークマンが今日の大をなすに至ったのには、あの吉幾三先生のCMを抜きにして考えることは出来まい。「行こうみんなのワークマン!」のCMと共に微笑む鉢巻姿の幾三先生の笑顔は、社会のインフラを支える職人たちの象徴であったはずだ。
そんなワークマンも近頃はキャンプブームに便乗、アウトドア関連に注力してワークマンプラスとかいう店舗を展開している。僕の立ち寄ったのもそのプラス店舗。眺めていると、良さげな、というか特に不足のなさそうな「アウター」を売っている。しかも値段はPゴニアやらAテリクスやら北壁やらの一桁下である。おいおい安物買いの銭失いはどうした、という声が聞こえそうだが、ここは僕が人柱となって実証試験に臨んでやろうという漢気と思ってください。

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前日の風が朝も収まらず、笹谷峠は暴風気味。山形の盆地に下りると穏やかになったものの、上空はまだ雲の動きが早い。黒姫から頂上経由の上の台というのは諦めて、久々の竜山Pへ。麓の雪はすっかり春の雪。ピステンマークが凍っている。スカイケーブルからまずはダイヤモンド。リフト下のトラックは先週降った時のものだろう。この標高では凍ったザラメを新雪がカバーしていた。

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先週に引き続いて、春山に備えて板はエシック。どこでも滑れる板だが固い雪ではさすがにちょっとつらい。特に麓の日陰斜面はかなりアイシーでエッジが流される。流されるなりに滑れるのも俺のワザと思ったりするが、そんなわけないか。

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中央から大平コースを下りてサンライズはなぜか全面ジャガイモだらけ。珍しく滑りにくい仕上がりだった。最後はハーネンカムクワッドを回すが、凍ってるところはなかなか厳しい。上の台は日当たりで雪が緩みシャーベット状の春雪だった。

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天気はどんどん回復、朝日連峰も見えてきた。

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竜山ゲレンデも雪はまだしっかりあるのだが、今シーズンは終了。もったいない感じだが人手やら経費やらいろいろあるのだろう。
ワークマンのウェア、この天気では何着てても問題になるはずもなく。まあしばらくこれで行ってみよう。明日ははや彼岸の入りだとか。山もすっかり春の気配だった。
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2024年3月9日 雪野弥生/スプリングバレー仙台泉スキー場

家を出ると同時に雪が降り出しどんどん強くなった。あっという間に路面が白くなり、宮床あたりは冬の様相。いずみ霊園の入り口を過ぎるとなぜか一旦雪が少なくなったが、山に登るとやはり雪道だった。

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今シーズンはもう宮城県内のゲレンデで滑ることはないと思っていたのだが、ここに来ての雪。オニコウベなど一度2月18日に終了したのが、このところの雪で営業再開したとか。スプリングバレーも駐車場を見るとなかなかの賑わい。今回初めてWeb予約とかで前日にリフト券を買ったのだが、QRコードを印刷して窓口に出したらチケットを出してくれた。シニア4時間券3300円だった。

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この日は何やら大会とかで、クリッパーチャレンジコースをクローズしていた。レースかモーグルかと思ってみていたら、技術選的なやつのようだった。すごい小さな子供たちもカッコよく滑っていたが、あんな小さなバーンで点数競ってもと思わないでもない。まあスキーの楽しみは人それぞれ、他人のやることにケチをつけてはいけない。

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今日は春山に備えてエシックを持ってきた。弥生の雪と言っても、もうセンター94mmのエランはお役御免だ。しかしこれもまったく手入れしてないせいか、それとも今日の雪質のせいか、滑りがイマイチ。板が雪に貼り付いているような感触。途中で重ね着する程の寒さだったので、雪が重いということはなさそうだったのだが。空いてるメイフラワー中心に滑って、最後にフィッシャーのBCクロカンに履き替えるが、こちらもあまり滑らないからやっぱり雪だったか。テレマークは斜面によって上手くいくこともあれば、ダメなときもありで相変わらず。昼過ぎまで滑って元は取った。

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根白石の覇龍で遅めの昼食。次々に客が来て満席状態の人気店だった。安定の町中華、美味しゅうございました。
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2024年3月3日 雛には稀な/蔵王ライザBC

先週から冬に逆戻りのような天気が続いている。ここまでずっと雪不足で来ているので嬉しくないわけでもないのだが、もう身体が中途半端に春モードになりつつあったので寒さが身に沁みる方が先に立ってつらくもある。それよりもこの週末にかけてあちこちの山で雪崩絡みの事故が相次ぎ死者も出ていて、あんまり諸手を挙げて喜ぶわけにも行かない。

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春の堅雪を想定してライザから杉ヶ峰へのBCクロカンツアーを計画してみたのだが、どうも天気予報は芳しくない。ゲレンデに着いてみても山はすっぽり雪雲の中だ。プランBを考えつつリフト乗車。ともかくゲレンデトップで準備して歩き出す。この天気で登山者はごく少ないが、相前後して出発のパーティはなかなかツッコミどころ満載だった。

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テレマーク・ウロコ板のT本さんは用心してスキンを貼っていたが、僕はお試しと貼らずに登る。エコーラインの段差はやはり直登できず階段登高になったが、板の軽さで何とかしのいで御田ノ神へ。ひなん小屋の一階窓が意外に簡単に開いたので、中に入って暖を取りつつ休憩。程なく6人パーティも入ってきて賑やかになったが、僕らは早々にここで撤退決定、エコーライン絡みの林間滑降とする。

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ゲレンデ近くまで来た道を戻りエコーラインに入る。適当な所から林間へ。最初は密なアオモリトドマツを抜けて行くがすぐにブナ林になると、いい感じに樹間が開いてくる。天気が悪い分、雪は上々のパウダースノーとなる。雪がいいので我がBCクロカンでもなんとかかんとか下りをこなして、今年2回目の冷水山へ。一人だけ山スキーのN村さんは20m程の登りをスキンを貼らずに登り返した。お疲れ様です。

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冷水山からの下り、なぜか方向を180度間違えぐるりと半周回ったりしたものの、その後のブナ林滑降はなかなか楽しめた。エコーラインから除雪終点のゲートを越えてゲレンデに戻る。

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この除雪終点はこれでもかというぐらい駐車禁止らしい。ここに駐車しようというのは登山者か山スキーぐらいだろうが、、、
まだお昼ぐらい、前に買った回数券も余ってるので、もう1回リフトで上がり、さっきよりゲレンデに近いところをサイドカントリー。斜面の具合は同じようなものだが、あっちこっちでコケまくって雪だらけになった。天気はますます悪化傾向、今日は他にサイドカントリーに入る人もいないなあと思ってたら、オレンジ色のベストを付けた一群。一瞬ハンター?と緊張したが、キッズアカデミーとかだったらしい。BCを滑らせるキッズアカデミー、なかなかすごい。

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午後から天候悪化の予報だったが、雲がますます下がってきた。上山の「名人のゆ」で冷えた身体を温めて帰る。山は雛祭りに似合わぬ冬景色だったが、悪天候なりに楽しめた一日。
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