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2023年11月26日 寄る年波の/月山姥ヶ岳

こちらはタイヤ交換もまだだというのに、O竹さんは既に2回も月山行・初すべりを済ませたらしい。
週末の寒波でいよいよ月山の雪も本格的に仕上がるかと思われ、いやタイヤがまだだったと仲間を募ったらO野くんが応じてくれた。ぼちぼちと人が集まり最終的には5人での月山行となった。前日の土曜日は強烈冬型の荒れ模様、家でのろのろと道具探し、道具の準備。古いブーツで行こうと思ったらソールがいよいよ末期的な様相を示していたので、(比較的)新しい方のブーツに合わせてエシックのビンディングを調整。一応万能ワックスも塗った。

日曜の朝8時、志津の冬期通行止めゲート前には既に長い路駐の車列が出来ていた。最後尾に駐車して歩き始める。
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一応雪はあるものの、踏めばアスファルトが見えるほどの薄さだ。姥沢への分岐を過ぎてスキー歩行に切り替えるが、ストックの石突きが路面にあたる。

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電線道はいまだ笹ヤブぼうぼうで、ジグザグの車道を忠実に歩くしかない。今日はO竹さんがいないこともあって自分が最年長。先頭は20代のO野くんと40代のT中さん、元気一杯でついて行くのがきつい。

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時折陽も射すお天気で、白い稜線が見えると気分はいいのだが、、
姥沢のトイレ前で休憩していると後続のパーティがやって来た。おなじみの西川山岳会の人たち。今日は道具の点検とか言われているがどうだか。

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リフト下の登りにかかるといよいよ先頭のO野くんのペースに拍車がかかり、概ね年齢順に列がばらけてくる。前を追うのは完全に諦めマイペースを決め込むが、後ろから西川の人たちが軽々と追い越して行った。いや、俺より年上でしょう、知らんけど。。。

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リフト上駅で風を避けながら休憩。このあたりからは陽射しがなくなり、休んでいると冷えてくる。姥ヶ岳への斜面は大賑わいだが、まだ雪不足でブッシュに仕切られている上に所々雪が硬そうだ。西川の方々は今日はここまでらしい。

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姥を目指して肩から東斜面に回り込むが、やはりガリ雪が出てきたのを見て戦意喪失、さっさとスキンを剥がす。O野くんはさっさと山頂に登って行き、他のメンバーもみんな頂上へ。東斜面もヤブが線状に露出しているので、奥側まで疲れるトラバースをしてから滑り込む。雪は悪くなかったが、ふくらはぎがつりそうで恐るおそるの初滑りとなった。
斜面の底でカップラーメンをすすりながら4人を待っていると、近くで休んでいた人から「YMCAですか?」と声をかけられた。良く見たらH野さんだった。やはり狭い世界のようだ。それにしてもH野さん、元気に2本目を登り返して行った。

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4人が山頂から下りてきて、一旦リフト上の肩まで登り返し。「もう一本!」と言う人がいなかったので、まあ雪はそれなりだったのだろう。

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リフト下は既に大勢下りた後なので、だいぶ踏み固められた雪。ただあまり荒れてもいない適度な踏まれ具合で、この時期としては相当滑りやすいコンディション。みんな喜喜としてかっとんで行くのを見て自分も恐るおそる後に続く。登りの苦労に比べるとまずまず破綻せずに滑れてほっとする。

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車道スキーになってからは太もも筋トレみたいになるが、徐々にシャーベット状で滑らなくなり、最後は雪が切れた。まあ初滑り、こんなもんだろう。リニューアルした水沢温泉銘水館の風呂に浸かって帰った。寄る年波と年齢のせいにばかりせず、少しは年に抗う気力がないとと思わされたシーズンイン。

帰り道、O竹さんの家に寄る。実はこの日も一緒に行くはずだったのだが、前々日に自転車ライド中クルマとぶつかり負傷断念だった。骨折はなかったということで不幸中の幸いながら、相当痛みがあるようだった。全治2週間ということらしいが、一週間したら月山に行けないかと考えてるぐらいだから、まあ大丈夫でしょう。いやいや、どうぞお大事に。


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